こっこ

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5/16/2025, 4:23:23 AM

光輝け、暗闇で


私はお笑いが好きだ。
お笑い芸人さんを、心から尊敬してやまない。
古典も素晴らしい。落語家さんも講談師(笑いでは括れない部分もあるが)の方々も尊敬しかない。
かの喜劇王チャップリンの伝記は感動で胸がいっぱいになった。人を笑わせることが出来るって、なんて素晴らしいのだろう。
鬱々とした日々を、死にたいとまで考えたあの日、光の速度で照らし出してくれたのは、皆お笑いの方々だった。
感謝してもしきれないのである。
芸人さんが、陰でどんな嫌な思いをされても、売れなくて必死にもがいていても、ひとたび舞台に上がればたちまち爆笑の渦と化す。
すべる日もあるかもしれない。
悶々とする日々を送られていることもあろう。
そんな芸人さんの方々が、光輝く瞬間を見るのがこの上なく嬉しい。
女芸人さんグランプリを決める「THE W」やピン芸人さんグランプリを輩出する「R−1」、漫才グランプリを決定する年末の風物詩「M−1」
阿佐ヶ谷姉妹さんも友田オレさんも中川家さんも面白過ぎる。ここへ来てまさかの「さん」づけである。いや「様」と呼びたい位だ。
大御所の方々は当たり前だが名人の域を越えていらっしゃる。たけしさんやさんまさん、タモリさんしかり。大御所ではないけれどナイツさんと清水ミチコさんのラジオも最高だ。
清水ミチコさんの武道館Liveは見逃せない。
見取り図さんなんか、お二人ともずば抜けた才能なのではないだろうか。
一発屋と呼ばれる、芸人さんだって。一発当てただけでも相当凄い。当てられない人が山程いるのに…。
話を戻すが、どのレースも人生がかかっていて、時には涙してしまう。
その方々に人生でどんな暗闇があったかと、思うと泣けてくる。
固有名詞を上げて、絶賛したいがとても書ききれないので、又の機会を。
長いトンネルも必ず出口がある。今自信を失くしかけている全ての芸人さんに…。
今いる場所でも良い。「光輝け!暗闇で」と心からのエールをおくりたい。
何様だよ〜(笑)と、つっこまれるのも覚悟の上である。



5/14/2025, 4:52:43 AM

記憶の海


記憶の海に潜って、思い出してみた。
このサイトに投稿した作品が消えていることに気付く。
私は少々懐疑心が強いので、色々なことを考えてしまう。
自分が書いた文章は、暗記とまではいかないが必ずわかる。
皆さんもそうでしょう?
もし、作品が全て消えたら…。
デジタルは便利で良いけれど、紙文化はやはり貴重だ。
時々記憶の海に潜るのは大切なのである。
さもすれば、人間とは忘れる生き物なのだから…。

5/9/2025, 1:49:59 PM

夢を描け


夢を描け!とは…。少々乱暴に感じる時もあるのではないだろうか、と私は勝手ながら思う。
前置きもなく、いきなりだからだ。
札幌農学校を去る際にクラーク博士が生徒に贈った「少年よ大志を抱け」の言葉のように響かないのは、私だけだろうか。
思う通りの人生が歩めず、悩み打ちひしがれている人だって大勢いる。私だって、その内の1人だった。
夢さえも、上手く描けないでもがき苦しんでいる人がいる。
皆、必死で生きている。
大切な人が生きていれば、それだけで良い。
夢を描けの題材から、多少ずれてしまったかも知れないけれど…。
せめて、「夢を描こう」だったらモヤモヤせずに済んだかも知れない。
言葉は圧力を含んでいる。言葉一つで傷つくこともあれば救われることもある。
言葉選びをさらりと使える人に憧れる。
自分もいつかそうなりたいものである。

4/24/2025, 8:15:14 AM

どこへ行こう


こんなうららかな春の日は、どこに行こうかとワクワクが止まらない。
昭和記念公園のチューリップが余りにも綺麗で2回観に行った。
美術館にも足を運ぶ。私のお気に入りの美術館は、日本画の展示が楽しめる山種美術館だ。
展示品に合わせた和菓子と抹茶のセットも私を魅了して止まない。
娘に、何だか地に足がついていない感じ…。フワフワしてるよ〜と注意される。
事故に遭わない程度に、フワフワしようと思う。
だってこんな新緑の季節に、じっとしていろという方が酷だ。
予算の兼ね合いもあるので、図書館にも通う。
クーポンを使って駅前のMacでポテトとアイスコーヒーを頂くのだって楽しい。
先日は、プラネタリウムに星を観に行った。
お一人様上等!私は1人で気兼ねなく、サクサク出かける。
人生色々あったけれど…今が一番幸せだとつくづく思う。
さあ、明日はどこへ行こう。
考えただけでウキウキしてくる。
明日は、東京オペラシティアートギャラリーに行く予定だ。
こういう、気もそぞろな状態はいっそのこと、続いてほしいものだ。

4/8/2025, 3:10:41 AM

フラワー


花と漢字で読めば、とても日本的な花をイメージするが、フラワーと明記されると、途端に世界が広がる。
花という漢字も好きだが、英語のflowerもとてもステキだと思う。
フラワーアレンジメントに興味が有り、以前教室に通うか迷った。生け花教室も、一度だけ経験がある。
今でも通いたい教室の上位ランク入りだ。
陶芸も習いたくて、自分の作った花器にお花を生けたいと常々思っている。
私の古い友人に陶芸の先生がいるから、又門を叩こう。
亡くなった両親が唯一残してくれた、私好みの食器が沢山あって、物をこれ以上増やしたくないので、陶芸を習うか二の足を踏んでいる。
春は花が咲き誇り、新緑の季節。新しい息吹を感じながら、一歩踏み出してみようか…。
父が好きだった春に思いあぐねる私がいる。
フラワーの開放感ある言葉表記のように、いっそ自分を解放してみたら、又新しい発見が待っていそうだ。
変化が少し苦手な私も、フラワーの文字に背中を押されつつある。

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