光輝け、暗闇で
私はお笑いが好きだ。
お笑い芸人さんを、心から尊敬してやまない。
古典も素晴らしい。落語家さんも講談師(笑いでは括れない部分もあるが)の方々も尊敬しかない。
かの喜劇王チャップリンの伝記は感動で胸がいっぱいになった。人を笑わせることが出来るって、なんて素晴らしいのだろう。
鬱々とした日々を、死にたいとまで考えたあの日、光の速度で照らし出してくれたのは、皆お笑いの方々だった。
感謝してもしきれないのである。
芸人さんが、陰でどんな嫌な思いをされても、売れなくて必死にもがいていても、ひとたび舞台に上がればたちまち爆笑の渦と化す。
すべる日もあるかもしれない。
悶々とする日々を送られていることもあろう。
そんな芸人さんの方々が、光輝く瞬間を見るのがこの上なく嬉しい。
女芸人さんグランプリを決める「THE W」やピン芸人さんグランプリを輩出する「R−1」、漫才グランプリを決定する年末の風物詩「M−1」
阿佐ヶ谷姉妹さんも友田オレさんも中川家さんも面白過ぎる。ここへ来てまさかの「さん」づけである。いや「様」と呼びたい位だ。
大御所の方々は当たり前だが名人の域を越えていらっしゃる。たけしさんやさんまさん、タモリさんしかり。大御所ではないけれどナイツさんと清水ミチコさんのラジオも最高だ。
清水ミチコさんの武道館Liveは見逃せない。
見取り図さんなんか、お二人ともずば抜けた才能なのではないだろうか。
一発屋と呼ばれる、芸人さんだって。一発当てただけでも相当凄い。当てられない人が山程いるのに…。
話を戻すが、どのレースも人生がかかっていて、時には涙してしまう。
その方々に人生でどんな暗闇があったかと、思うと泣けてくる。
固有名詞を上げて、絶賛したいがとても書ききれないので、又の機会を。
長いトンネルも必ず出口がある。今自信を失くしかけている全ての芸人さんに…。
今いる場所でも良い。「光輝け!暗闇で」と心からのエールをおくりたい。
何様だよ〜(笑)と、つっこまれるのも覚悟の上である。
5/16/2025, 4:23:23 AM