こっこ

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3/3/2025, 10:24:00 AM

誰かしら?


3月3日お雛様の日。
生憎外は雨から雪に変わろうとしている。寒の戻りらしい。ここ2日ほどぽかぽか陽気だったのが嘘のようだ。
こんなに気温が下がらなければ、スーパーに寄って、ちらし寿司の足りない食材を買う予定が…。
ちらし寿司と言っても、簡単なもので味付きの具を炊きたてのご飯にまぜたもの。足りない食材とは、その上にのせる卵だ。palさん様々である。でもこの寒さでそれすら断念しそうだ。
電話が入り、編み物を教えて欲しいと娘の要望で家にお邪魔した。長編みと細編みを瞬時で習得する。実は器用貧乏なのよね〜と笑う娘。編み物の楽しさを知ったらしい。お昼はUberでモスバーガーを頂いている。ちゃっかりご馳走になる私。お腹も満たされ、すっかり手料理を作るモチベーションもなくなる。手料理?
娘も理解があるから、催促もしない。とても気が楽だ。
何々しなければ…。ねばならない発想の堅物の私を何年もかかって少しだけ臨機応変に柔軟で自由な生き方に変えてくれたのは、誰かしら?
何を隠そう私の長女の夏海である。
手前味噌だが、私より大人で軽やかな生き方は学ぶ事が多い。一人親で苦労をかけたのに、それを微塵も感じさせないバイタリティー溢れるチャーミングな女性に成長してくれた。
子育ても工夫が多く、コロナ禍の外に出れなかった期間など、リビングにamazonでお手頃のテントを購入して子供達を異世界に連れ出したり…。
頭の硬い私には全く無い発想だ。
何でも…誰かしら?を反面教師にしているらしい。
皆さんもお気づきのとおり、はい、このわたくしである。
親が無くても子は育つ、と昔の人は言ったけれど…親があっても子は育つのである。
完璧でない欠落だらけの親でも、である。

2/27/2025, 11:52:03 AM

cute!


あと数年で還暦になる私だが、スマホゲームにハマっている。小学生の孫に勧められたカードゲーム、pokepokeだ。
ポケモンは、忙しい日々の中、仕事の合間をぬって映画館に親子で楽しんだ親しみのあるキャラクターだ。
あの頃のポケモン達も可愛かったが、更にバージョンアップされたポケモン達に出会えて嬉しくて仕方ない。
ピカチュウ、カビゴン、イーブイ、お馴染みのポケモンがカードで可愛らしく登場する。
シェイミやミミロル、フワンテも癒されポケモンだ。
まさにcute!なのだ。
カードを自分好みでファイリングして、海外の方々にも見てもらえるなんて、最高の気分だ。
私のコレクションも412いいね👍️を獲得中である。(自慢)
初めて、いいね👍️の喜びを知った私は、承認欲求のお化けと化した。
カードゲームが面白いのは大前提だけれど、こういうコレクター心をくすぐるところがポケポケがヒットした理由なのかも知れない。
こんなに楽しいゲームが、無料なんて…神だ。あ。課金はしない主義なので…。
話はそれたが…とにかく私を魅了して止まない、ポケモン達。cute!でかっこいいポケモン達に脱帽である。

2/26/2025, 12:04:42 PM

記録


記録する。英語ならレコード(record)か。日々記録する事が多い。メモ魔だ。一見すると、几帳面で何だか出来る人風に聞こえるかも知れないが、私の場合は心配性と、ど忘れ防止策の面が大いに占めている。
日記帳も備忘録。手帳も予防薬。
ついさっき言ったことも、お前はニワトリか!という勢いで3歩歩くと忘れてしまう…。
3歩どころではない、秒だ。
だから私は、今日もせっせと記録する。
記憶と忘却の追いかけっこは一生続く長距離走のよう。
躓きながら進んで行く。
時々立ち止まりたくなるし、実際立ち止まる。
それでも、なんだかんだ言って、こんな自分が好きであるのだから、人生捨てたもんじゃない。
記録することは、生きている証なのかも知れない。
ならば…。
人生楽しむに越したことはないでしょう?
あなたもそうでしょう?どうでしょう…。
あなたへの質問を、ここに記録した。

2/24/2025, 1:01:54 PM

一輪の花


親しくしていた男友達がいた。彼は1年前、最愛の奥様を亡くして失望の中にいた。
お子さんもいなかった彼は、一人ぼっちになってしまった。
実のお兄さんとは関係がギクシャクしているのも聞いた。
私は見ていられず、ほっとけず、あれやこれやと世話をやいた。
お料理も経験が無い彼に、出来る限りの手料理を届けた。時には一緒にランチを共にした。割り勘は私から言い出した。
お互いに気兼ねなく付き合っていく良い方法だったから。
電車に詳しい彼のリードで電車の旅も楽しんだ。いつも日帰り旅行で、お互い距離を大切にしていた。
「いつも、一恵ちゃんにはやってもらってばっかりで申し訳ないな。」
と、ふとした時に、真剣な顔で言うものだから、誕生日が近かった私は珍しく一番好きなものをリクエストした。
「何のお花でも良いから、一輪の花をプレゼントしてくれたら、すごく嬉しいな。」と…。
誕生日当日、待ち合わせした駅に現れた彼の手には、一輪の花は見当たらなかった。
私は、とてもショックだったけれど顔色ひとつ変えずにファミレスで食事をした。
倹約家の彼のこと。お花は高い買い物なのだろう。
花の咲く場所には、電車に飛び乗って一人でも見に行く私のことを、彼はこの一年で知っていたはずなのに…。
私は一輪の花の価値もないと言われたようで情けなかった。
殿方に申し上げたい。たった一輪の花で、相手はどれだけ幸せな気持ちになれるか。
ガーベラでも薔薇でも。ダリアだったりしたら尚更嬉しい。
私の男友達は、一輪の花をケチったが為に大切な何かを失った。
花びらが散っていくように…。

2/21/2025, 3:43:00 AM

ひそかな想い


私は2匹の怪獣と生活を共にしている。愛すべき双子のハルとルオだ。
2人のお陰で笑顔も沢山増える一方、正直1日の終わりにはクタクタでベッドにダイブする毎日だ。
離乳食も既に終わっている怪獣くん達は、この頃よく食べる。
四六時中何かしら作る為に、キッチンに立っている。
食べてもその分動き回るので体重はプラマイゼロで平均値をキープしている。
おはよう〜の挨拶が「お腹しゅいた〜!」で始まる日などざらだ。
そんな話をママ友にしたら、「え〜!?食欲旺盛でいーじゃない!大きくなる証拠〜。」と、美容家のikkoさんのポーズで返してきた。まるで他人事だ。
月に一度か二度、頑張ってる自分にご褒美と駅前の和菓子屋さんでフルーツ大福を買って食べるのが目下の楽しみ。
しろあんと大福の柔らかい餅の様な求肥に包まれた季節ごとのフルーツは、緑茶とマッチして最高のハーモニー。
夜の9時過ぎ、2人がやっと寝入った頃、お湯を沸かし、さあ私だけの時間♡と冷蔵庫から今日買ってきたフルーツ大福をそ~っと取り出した瞬間。
背中に気配が…。トイレに起きてきた怪獣の目が4つ。
じーっと私を捉えながら、「あー!ママだけずるいー!」の大合唱。
君たちは忍びなのか?
お願いですから、ママにも休息を。
ママはリビングでも微動だにしないラスボスも相手に闘う日々なのですから。
私のひそかな想いは、1人で優雅に誰にも邪魔されず好物を食することだ。
その想いは、まだまだ届かないようで…。
がんばれ!私!自分で自分にエールを送った。

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