こっこ

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誰かしら?


3月3日お雛様の日。
生憎外は雨から雪に変わろうとしている。寒の戻りらしい。ここ2日ほどぽかぽか陽気だったのが嘘のようだ。
こんなに気温が下がらなければ、スーパーに寄って、ちらし寿司の足りない食材を買う予定が…。
ちらし寿司と言っても、簡単なもので味付きの具を炊きたてのご飯にまぜたもの。足りない食材とは、その上にのせる卵だ。palさん様々である。でもこの寒さでそれすら断念しそうだ。
電話が入り、編み物を教えて欲しいと娘の要望で家にお邪魔した。長編みと細編みを瞬時で習得する。実は器用貧乏なのよね〜と笑う娘。編み物の楽しさを知ったらしい。お昼はUberでモスバーガーを頂いている。ちゃっかりご馳走になる私。お腹も満たされ、すっかり手料理を作るモチベーションもなくなる。手料理?
娘も理解があるから、催促もしない。とても気が楽だ。
何々しなければ…。ねばならない発想の堅物の私を何年もかかって少しだけ臨機応変に柔軟で自由な生き方に変えてくれたのは、誰かしら?
何を隠そう私の長女の夏海である。
手前味噌だが、私より大人で軽やかな生き方は学ぶ事が多い。一人親で苦労をかけたのに、それを微塵も感じさせないバイタリティー溢れるチャーミングな女性に成長してくれた。
子育ても工夫が多く、コロナ禍の外に出れなかった期間など、リビングにamazonでお手頃のテントを購入して子供達を異世界に連れ出したり…。
頭の硬い私には全く無い発想だ。
何でも…誰かしら?を反面教師にしているらしい。
皆さんもお気づきのとおり、はい、このわたくしである。
親が無くても子は育つ、と昔の人は言ったけれど…親があっても子は育つのである。
完璧でない欠落だらけの親でも、である。

3/3/2025, 10:24:00 AM