novel

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6/21/2024, 9:27:42 AM

一歩を踏み出す勇気なんてわたしにはない。

だから、2人でここまできた。

緊迫感が漂うライブステージ

観客席から見たら私たちなんて

前菜みたいなものだろう。

ただ、その前菜は

この後の料理の出来を決める

今、この瞬間で

このライブステージの

価値が決まるんだ。

さぁ、いこう。

この2人で

どこへでも

あなたが望む限りなら。

(題・あなたがいたから)

6/20/2024, 6:14:37 AM

夢をみた。

私はそこで落ちていて、

真っ逆様。

最後に見た景色は

現実みたいな、

夢のような気分だった。

現実だったんだけどね。

(題・夢)

6/16/2024, 4:52:15 AM

朝読書が特別な時間になるような

そんな本に出会えた。

もちろん小説はだいすきだけど、

漫画の方が好きだった。

でもあれは、

漫画より絶対に

小説がいいなと思った。

題名「この恋は世界で一番美しい雨」

題名「人間失格」

このふたつ。
ぜひみて欲しい。

(題・好きな本)

6/14/2024, 1:10:28 PM


失恋した。

大好きだったあの人に

今日、振られた。

涙を必死に堪えようと上を向いて、

自分の視界からは、

雨のような大粒の水が止まることを知らず溢れた。

「どんな雨でもいずれ止む」

だから私は、雨が止むのを待った。

ひたすら、私が振られた場所で

端っこで1人、雨を降らして。

20分くらいしたら、雨が止んだ。

空を見上げると、空は真っ青に染まっていた。

まるで新しい恋がみのったかのように。

あぁ、いやだな。

この天気。

あぁ、嫌だな

こんな気持ち。

捨ててしまいたい。


(題・あいまいな空)

6/13/2024, 2:30:48 PM

帰り道にね

あじさいを見つけたの。

でもね、そのあじさいね、

かれていたの。茶色くなってたの。

それでね、踏まれてたの。

周りにいるあじさいは、踏まれてないのに。

かれたら踏んでいい花なんてあるのかな。

よくわかんなかった。

みんな自分が踏まれたら怒るのにね。

ただそう思った暑い夏の始まりの日。

(題・あじさい)

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