【UNDER_TAKER】
※本編のようなもののほんの一部。
親になる、なんて
「僕たち明日死ぬかもしれないのに……」
身勝手すぎやしないか
傷の再生産になるだけじゃないのか
ただのエゴなんじゃないか
それならいっそ──
強ばっていく体。握りしめた拳に爪がくい込んだその時。
く、と袖が引かれた。
僕を見つめる二対の大きな瞳。
幼き赤と青の、あまりにも尊い光。
その瞳が今にも涙で溶けだしてしまいそうなほど不安に揺れていたから。
咄嗟に手を差し出してしまったんだ。
その顔があまりにも輝き出すものだから。
手放すタイミングを失ってしまったんだ。
そうして僕らは小さい手を取った。
*
「ねえ母さん」
「ん?」
「この前さ、全部のものはいつか終わるって言ってたよね」
「うん、そうだね」
「……全部終わるならさ」
「うん?」
「僕たちの生きてる意味って何だろう」
「……」
「“あの人”よりも母さんの方がいいっていうのも、意味が無いの?無駄なことなの?」
(僕たちの生きてる意味?そんなもの本当は無いんだよ)
全ては消える、いつかは終わる。
皮肉なことに産まれ落ちた時点でそれは全て確定している。
だから、いくら幸せになろうとて。
「そんなこと、無いよ……」
(……どうして、言えないんだ)
その時彼の喉を詰まらせたものが「愛」だと知るのは、もう少し先のお話。
怒りって二次感情らしいじゃん。
だから私の頭の中でずっと喚かれてた
「お前なんて幸せになれない」
「なんで早く死なないんだ」
「この役立たずが」
「誰にも迷惑かけずに死ね」
「生まれただけで罪なんだから早く償え」
そんな声たちは心の表面に発露しただけで
本当は根底の言葉たちがあった
思考の中の言葉だからって疑う事をしなかった
もしこの文章が気になったのなら
あなたの中の声も
疑ってみるといいかもしれない
止まったら何を思うんだ。
そこに何が産まれんだ。
ひねくれ者はそれらしくロマンチシズムを破壊して生きていこう‼️
残念だったね
お前の求める保証は
生きてる限り
どこにもありません
知ってるか
世界って脳みそなんだぜ
だから手っ取り早いのは
お前が消えることです
そしたら最後
無いということすら無くなります
あれ、怖気付いちゃった?
「君」のために「あの子」はその命を散らしました。
「君がいなきゃ意味が無い」
そう言った彼にこの世界は苦痛でしかありませんでした。
知ってしまった「君」の味を無くしたことが耐えられなくて。
こんな弱い僕だから叱られてしまうかな、でももうこの苦痛から逃れさせてくれと。
その顔は、とてもとても安らかだった。
「君と代われていたら」
そう言った彼に自分という存在は疎ましいものでした。
あの時あの一瞬居所が変わっていたら、あと数センチそちら側へいたら。
それでも君が「生きて」と呪ったから、俺にはそれ以外の道は無いのだと。
その顔は、痛みを隠しきれないようだった。
どちらが、どれが「愛」なのかなんて野暮なことは決めれません。
ただ4つの命の使い方があっただけです、
それだけに、過ぎないのです。
※2本目
多分半ばいつも通りな感じで飛び越えたんだろうけどさ
やっと行けたそっち側はどうなのよ
まあ、まだ完全には行けてないみたいだけどさ……
今着々と歳をとって思うよ
あんたはその火をどこにくべれば良いのか
ずっと探してたんじゃない?
それは私にも妹にも父にも彼氏にもなかったみたいだけれど。
不完全燃焼のまま
もう燃やす場所を探せない
ははは
ざまあみろ