忘れられない、いつまでも。
その感触が今も残っている。指しきれなかったトドメ。普段と違う手応え。攻撃がすり抜ける感覚。全てがこの時は違う気がした。違和感は恐怖となり強く出せなかった。その躊躇いが致命傷だった。バグスターの触感。雨、冷えていく体温、何もかもを覚えていて何もかもを忘れていた。
雨の日はいつだって嫌でも思い出させられる。敗北と許されない失敗の記憶を。
※二次創作です。
一年前
こんなふうになるとは思ってもいなかった。一年前は任務に忙殺され、時には大怪我をすることもあった。だが、『範道大也』に買われてからは気まぐれに届け屋の仕事に連れ出されたり、開発の助言をしてくれと意見を求められたりとよくわからないようなわかるような依頼ばかりだ。確かに範道大也にスパイは要らない。ならなぜ俺を買ったのかわからない。
「範道大也、他に仕事はないのか?」
「…資料整理とかか?」シャーシロに頼むようになってからわかりやすくて助かってるよ。
そもそも今まで資産管理はどうしていたのか、聞きたいことが山ほどあるが飲み込む。
「俺をなぜ買った」
「バクアゲだったから」いつもありがとな、シャーシロ。
うまくはぐらかされた気がするがそういう男だ。何も教えてくれやしない。まだ信頼されていない証だろう。…俺もなぜそこまでこだわるのだろうか。
※二次創作です。
初恋の日
そのひだまりのような笑顔にひと目で僕は恋に落ちました。
※二次創作です。
明日世界が終わるなら……
『隕石の急接近につき地球滅亡のカウントダウンがはじまりました』
嘘でも夢でもない。テレビもスマホも一斉に警報音を鳴らし続ける。
…カプセムは夢を叶える力。
「I'm on it」……変身。
グラビティで宇宙まで向かってカタストロフで原因の隕石を壊す。いつかの予知夢にもあったシチュエーション。その時よりもうまくやってみせるさ。だって俺は……
「それで死んだら意味がないだろう」成績はよかっただろ?
「ノクス、それでも俺にしかできない」だからやるんだ。
常に無表情のノクスの顔が歪む。俺への嫌悪感なのかそれとも…
「勝手にしろ」忠告はしたからな。
言いたいだけ言って消えてしまった。稚拙な計画は目にも当てられないくらいの大失敗。ありとあらゆる場所が痛い。視界は何も見えないし、あたたかい?
…く、ばく……ばく!
「莫!起きて!朝だよ!」
……美波、おれ。もしかしてアレも夢?
※二次創作です。
君と出逢って、
後悔や使命感以外のものを得た。宇宙に広がる壮大な夢。その壮大な夢が現実味を帯びたのもあの出会いだ。二人で見ていた夢が三人になってさらに実現に近づいた。この出会いがなければ俺の人生はきっとカラフルにならなかったんだ。
※二次創作です。