誰よりも、ずっと
「もしかして、誰よりもずっと」自分のこと許せなかったんですよね。
知ったような顔で話しかけてくる。何も知らないくせに、コレがどんなに危険で危ないものなのかただのお遊びじゃないことも何も知りやしない。…絶対に教えもしない、これ以上は首を突っ込むなと言うだろうな。子供っぽいかもしれないがそっぽ向いたまま答えない。
「無言は肯定と捉えるぞ」
何も知らないお坊っちゃんだったくせにいっちょ前に生意気を言うようになってやがる。さすがに両側に座られると正面を向くしかない。いい加減構わなければいい、俺が全部…
「名人も大先生も追い込んでるじゃん」ここは自分に任せな?センセのこと、ノセてやる。
…まだコイツだけならマシか。実質逃げ場はなくなった。本当に暇なのかコイツら。一人暇なんてない奴も居るが知らん。
「昔からこうなんですよ、本当に」花家先生?
やっぱりわいてくるか…。いっそ急ぎの仕事があるとか言って離れよう、そうしよう。
結局、なにがしたいのかわからないまま逃げ出した。
※二次創作です。
これからも、ずっと
「例えば俺が人としての道を外れるようなことがあったとして」
「そんなことあるわけ無いだろ」なんのために俺が残ってるんだ?
「…そうだね」ありがと
「礼よりカレーがいいなぁ?」
「はいはい、わかったって」
あれほどいがみあっていたはずが必要だとわかり、歩み寄れるくらいの距離になると思っていなかった。これからも頼りないとかいろいろ言われそうだけどよろしく。
※二次創作です。
沈む夕日
「昼間は普通の好青年、夜は無敵のエージェント」黄昏時は?
「…なぜ俺に聞く?」
「なんとなく?」
「黄昏時は兄でいいんじゃないか?」
「それもいいけど、好青年と変わらないだろ?」
「昼も夜も普通の好青年でいいんだ」
「なにか言った?」
「何でもない、気にするな」無敵のエージェントなんだろ?
「あぁ、任せてくれ」
※二次創作です。
君の目を見つめると
目を見ればわかる。だからお互いに隠し事はできないが別に困ったことはない。むしろ周りに迷惑をかけることもある。俺達だけで完結させてしまう事が多く『報告も連絡も相談もないじゃん』と言われてしまうほどだ。…わかりやすいと思うのは俺だけなのか?例えばバクアゲになってる時は目が開いてキラキラと輝いている気がするし本業の話を受けている時はいつもよりも目が死んでいて暗い目をしているしガレージにいる時は落ち着いた穏やかな目をしている。
「何をジロジロと見ているんだ?」
「やっぱりわかりやすいなって思っただけさ」
不服そうな態度であるが目は雄弁だ。そんな目を見るのが一番好きな時間なのかもしれない。
一番好きな目はやっぱりチェンジャーを見つめている時かな。
※二次創作です。
星空の下で
「あれがうしかい座のアルクトゥールス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラ」この3つで春の大三角。
どの季節にも大三角があるって理科で習ったなあ。
遠距離の届け先で少しだけ寄り道をしたいなんて大也が言い出したので仕方なくルートとして組み込む。星が見える場所がいいと言われ都市部としては比較的に星が見える場所のルートを選んだ。
「なんで今のそんなことを言い出したんだ」
地球上のハシリヤン案件は片付き、BBGに向けて動き始めたところだ。
「今までは見上げるだけだった星空がすぐ近くにある生活になると思うとバクアゲだなって」
大也の目に星が輝く。やっとスタートラインに立てたのだ。ブンドリオと大也の夢、『ビックバングランプリ』。少しいやかなり遠回りになってしまったがやっと本来の目的がここからはじまる。
「あぁ、バクアゲだな」
いつも大也は俺だけでは見ることができなかった景色を見せてくれる。これからもっと違う景色が見られると思うともしかしたら大也よりも俺の方がバクアゲになっているかもしれない。クールでありたいからその思いに蓋をする。でもバレているようで暖かい目で見られている気がするがもう気にしない。星空の下でその夢を再確認した。
※二次創作です