星空の下で
「あれがうしかい座のアルクトゥールス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラ」この3つで春の大三角。
どの季節にも大三角があるって理科で習ったなあ。
遠距離の届け先で少しだけ寄り道をしたいなんて大也が言い出したので仕方なくルートとして組み込む。星が見える場所がいいと言われ都市部としては比較的に星が見える場所のルートを選んだ。
「なんで今のそんなことを言い出したんだ」
地球上のハシリヤン案件は片付き、BBGに向けて動き始めたところだ。
「今までは見上げるだけだった星空がすぐ近くにある生活になると思うとバクアゲだなって」
大也の目に星が輝く。やっとスタートラインに立てたのだ。ブンドリオと大也の夢、『ビックバングランプリ』。少しいやかなり遠回りになってしまったがやっと本来の目的がここからはじまる。
「あぁ、バクアゲだな」
いつも大也は俺だけでは見ることができなかった景色を見せてくれる。これからもっと違う景色が見られると思うともしかしたら大也よりも俺の方がバクアゲになっているかもしれない。クールでありたいからその思いに蓋をする。でもバレているようで暖かい目で見られている気がするがもう気にしない。星空の下でその夢を再確認した。
※二次創作です
4/5/2026, 12:54:46 PM