人は生きても死んでもきっと終わりなんて来ないのだろう。
生きていても生活は続くし
死んでしまっても誰かの中では生きていたりする。
いつか死んでしまったあの人の事を私は、忘れられない。
私の中ではまだ生きていた時の延長。
私が死んだ時、誰かに覚えていてもらえるのだろうか。
泣いてくれるだろうか。
会えないけど会いたいって思ってくれるだろうか。
理想の私は"今"をどんな風に生きたいのだろうか。
私よ、
今日の私は、どんな人間だ
あの頃の私へ、
あの頃はよく同級生にからかわれてたね。
走っても足が遅いから追いつかれて笑われてたね。
でも本気でやばい時に助けてくれた皆を
嫌いにはなれなかったね。
あの頃は『良い人』ってレッテル貼られるの嫌いだったね。
少しズレてる人ばかりが集まるの引け目に感じてたよね。
母親との関係もガラッと変わったね。
あの時はまた『良い人』演じたけど
本当はびっくりしたし、辛かったよね。
それを無かったように振る舞われたのが悲しかったよね。
あの頃は嘘をつかれるのも嘘をつくのも嫌だったよね。
大人の振りをするのも
本当は辛いことも口に出せなくて
自分がわからなくなって苦しい日が毎日のようにあったね。
今まで過去を大事にしたり、囚われて生きてきた。
すべて私の通ってきた道で
すべて私の全部だったから。
綺麗事をいいながら悲劇のヒロインを演じてたよね。
だから、決めたよ。
もうやめる、
悲劇のヒロイン。
これから、私は
私を
好きになる。
1ページが始まる。
逃げたい。
この世界から
逃げたい。
弱い自分から
きっと何があっても明日は来る。
上司に怒られたって
仕事が嫌だって思ったって
友達と喧嘩したって
好きな人が居なくなったって
死にたいなって思ったって
死のうかなって思ったって
明日が怖いなって思っても
不安で泣いても
結局家に帰って寝たら次の日になる。
昨日でいう明日は来てしまう。
苦しくても
悲しくても
怒ってても
息ができないこんな世界
どうして私みたいな死にたがりが生き残ってしまうんだろう
明日を望んでる人に明日が来ないんだろう。
いや、違う。
私だって明日を望んでるんだ。
だから、死ねないんだ。
また明日
理想はいつだって、理想だ。
人間はないものねだり。
今日の私は理想じゃない。
明日の私も理想じゃない。
頑張っても、頑張っても、
理想の自分には、なれない