初恋の日。
悩み事を打ち明けた日。
あなたはただ一言『大丈夫』って言ってくれた。
その言葉に私がどれだけ救われたか。
不器用なあなたに初めて恋をしました。
でも
あなたは愛する人がいて、
守るべきものもあって、
初恋は実らないってなにかで言ってた。
本当にそうでした。
初恋をした日は私が失恋をする日でした。
初恋をくれたあなたへ
今何してますか?元気ですか?
私はあなたにくれた言葉を胸に生きています。
あなたの幸せを願えるくらいに成長したんだよ。
私はどこかで幸せになるから
どうか、幸せになって
明日世界が終わるなら
どれだけの人が悲しんで、
どれだけの人が喜ぶだろう。
私はきっと悲しみはしないだろう。
周りの人に合わせて『明日で世界が終わる』ことに絶望はするだろう。
でも本当は内心ホッとしているんだろう。
…あぁ今日でこの苦しみから解放されるんだと。
叶えられなかった夢も 諦めるための日々も
向き合えない母への罪悪感も
誰かを羨む事も 誰かを傷つける事も
自分の無知を 愚かさを 過ちを 醜さを
世界ごとすべて消し去ってくれるなら
どれだけ幸せか。
あぁ、でも
明日世界が終わるなら、せめて
1度だけでいいから
こんな私を、愛してくれる人がいたら
『あなたが生まれてきてくれてよかった』
そう言ってくれないか。
そんな事を考えてる私は今日も
私を
好きになれないんだろう。
君と出逢って、初めて恋を知りました。
胸が熱くなること。
想いを伝えたところで叶わないこと。
あなたの一番になれないこと。
あなたの大切な人達を傷つけてしまうということ。
私は苦しくて、苦しくて、君と離れることを決めました。
でも君は新しい子をその場所に置きました。
私は君を信じていたのに、なんて勝手に期待して
勝手に裏切られたような気持ちになって
初めて、人は醜くて優しいことを知りました。
きっと私は誰かの一番になんてなれない。
そう思いました。
永遠なんて言葉はきっと存在しないと、そう思いました。
あなたを忘れて過ごすまで私は4年かけました。
そんな苦しさを味わっている私を他所に君は誰かを愛おしく想い、愛され、生きていたんだと。
世界はとても残酷です。
もう、人なんて信じない。
私の中でまた何かが積もる音がした。
あぁ、また、
私は、
私を、
好きになれないのだろう。
耳を澄ますと、トイレの換気扇の音がした。
私は今日もトイレに座っていた。
ネットでトイレに長時間居るのはよくないことと書いてあったのを見たことがあった。
でも私はトイレによく座っていた。
一人暮らし。暗くて怖い時はドアを開けていた。
ドアの先から見えるのは前好きだった人に未練たらたらで買った、今は弾いてない可哀想なギター。
売らないとなぁなんて考えながら未だに捨てれてない。
散らかった部屋。
まるで私の心のよう。
床に落ちては使えず捨てれず溜まっていく。
今流れた涙の意味すらわからない。
想いは生まれ、叶わず、
「普通の人」として生きてく為にウソをつき、
自分の中の何かがひとつ、またひとつ、崩れていくような
どれも全部私なのに
どれも全部私では無い。
そんな感覚に陥ったのはいったいいつからだろうか。
耳を澄ますと、私の中ではいつも黒い何かがあばれている。
でもそれは世間で言う犯罪行為になりかねない。
それをわかっている。
ニュースで見る、罪を犯す人の気持ちが少しわかってしまう気がする。
どうしようもなく人を羨んで壊したくなる。
どうしようもなく物を壊してやりたくなる。
どうしようもなく消してしまいたいものがある。
殺して、壊して、燃やして、、、、
でも、1番消したいのは、きっと、、、、「自分」だ。
今の私の罪は、自分を消してしまいたいとたまに思ってしまうことだ。
両親もいる、五体満足だ、友達もいる、職もある、お金も少しはある、社会性だってあるし、人に結構好かれる方だし、普通に生きれているだけのものは持っている。
なのに、
なのに、
どうして、
どうして、
私は
私を
好きになれないんだろう。