「あなたは誰? 何の用?」
飛び込み営業や電話営業をしていて、何度も言われた言葉だ。
そして、そのたびに同じことを思った。
「お前も誰だよ」
こっちから突然行っといて、そんな事思うなんてひどい話だよね笑
でも、こっちも必死だった。
勇気を出して訪問し、挨拶しているのに、ガン無視される日々。
最初はメンタルがボロボロになった。
しかし、そんな時に思い出したのが、我が師匠・みうらじゅんの教えだった。
「しんどい時は、語尾に“プレイ”をつければいいんだよ」
なんだそれ? と思いつつ、やってみた。
受付のおばちゃんから罵られる 「罵倒プレイ」
受付のおばちゃんに完全スルーされる 「放置プレイ」
……なんだかテンションが上がった。
もしかして、これはご褒美なのでは?
そう考えると、営業が急に楽しくなってきた。
仕事がしんどいなんて、もう思わなかった。
むしろ、今日もどんなプレイが待っているのかワクワクした。
そして気づいた。
俺が熟女好きになったのは、たぶんこのせいなんだよなー
運転免許を取得して20数年。
今回の免許更新で、ついに自分の免許証が初めて金色に輝いた。
ゴールド免許とは言っても、正直なところコロナ禍で運転する機会が減っただけ。
更新はがきが届いた時は特に嬉しさも感じなかった。
そもそも金色って、なんだか少し嫌味だし。
ギラギラしていて派手だし。
金髪ギャルに振り向いてもらった事ないし。
しかし。
いざ更新手続きをしてみると、その特別感に驚かされた。
教室へ入る時は、他の講習室から羨ましい視線を肌で感じ、講習の教官は丁寧で、なんとなく特別扱いされている感覚。
思わず優越感に浸ってしまった。
その瞬間に芽生えたのは
この優越感をもう一度味わいたい!
次の更新でも輝く免許が欲しい!!
金髪ギャルを振り向かせたい!!!
金色最高!!!!
という強い思い。
次回の更新でも、必ず輝く免許証を手に入れると心に誓い、これからも安全運転を心がけます。
か、タクシー増やそうっと。
金色も金髪も、手に入れるにはやっぱり金かー
私は今年、マネージャーに昇進した。
何もできない自分がなぜ昇進できたのか、正直、不思議でならない。
降格には理由はわかりやすかったりするが、昇進には理由が分からない事が多い。
なので、理由を自分なりに考えてみた。
①運:ただの偶然
②ポストが空いたタイミングと年齢順:年功序列の恩恵、要は運
③上司へのヨイショ:ゴルフや飲み会、必要以上に上司をたてた
④自分の意見がない:波風を立てない性格
⑤研修チームの副リーダー経験:実力がついた可能性もなくはない。
うーん、分からない🤔
が、③の「ヨイショ」効果は大きかったのではないか、という気がする。
が、やはり⑤自分の実力で昇格できたんだとも思いたい。
なので、私は昇格者研修の初日に、専属の研修講師にお礼を言った。「おかげでマネージャーになれました。ありがとうございます」
講師は「おめでとうございます」と笑顔で応じてくれた。
しかし、研修が始まるや否や、その講師は私にだけ厳しい言葉を投げかけてくる。
「あなたは自分にもっと自信を持ちなさい。ニュースを見て、世の中の動きを知りなさい。もっと強くなりなさい。マネージャーという立場は、他人に頼るだけでは務まりませんよ」
図星の鋭い言葉が胸に突き刺さる。
「ありがとう」と伝えたことで、私を本気で成長させようとしてくれているのかもしれない。
とてもありがたいことだ。
が、これで進むべき道がはっきりした。
降格しないように
これからも全力で
ヨイショしまくるぞー💪
大事にしたい生き方。
生きていると、迷うこともある、悩むこともある。
生きていると、進むべき道がわからなくなる時もある。
生きていると、自分で選択しなければいけない時もある。
そんな時私は、ワクワクする方を選択するようにしている。
選択を間違え後悔する事もあった、自分を責めることもあった。
でも私はこの信念を貫いてきた。
その結果、過去の過ちや後悔に囚われる時間より、未来を考える時間の方が多くなった気がする。
どんなに迷い、どんなに失敗があっても、自分の心がワクワクする道を選び続ける。
それが、私にとっての大事にしたい生き方。
だから今日も、仕事を頑張って稼ぐという選択より、競輪で一発当てることを選択しちゃうんだよなー
生まれ育った地域の名前に「花」がついていた。
名前の通り、花畑が多い地域でもあった
それがどうしても嫌だった。
小学校の連合音楽会では、音楽の先生が作詞作曲した、地域の特色を活かした「花」がテーマなオリジナルソングを歌うことになり、他の小学校からはネタにされた。
「花」がついてるとなんだが男らしくないと思っていた。
しかし、大人になると価値観は変わった。
久しぶりに地元に帰り、花畑を眺めると、静かな美しさと、安らぎが広がっていた。
自然と心が落ち着いた。
そして、同窓会ではみんなでオリジナルソングを歌った。
驚くことに、誰一人としてあの歌を忘れていなかった。
あんなに恥ずかしかった歌が、とても愛おしく感じた。
そんな故郷の名前に、今では誇りを感じている。
俺の頭の中がお花畑なのは、地元愛なんだよなー