「待ってて」と言われるのが好きだ。
それは、誰にでも向けられる言葉じゃなくて、俺を必要としてくれている人からしか出ない言葉だと思うから。
正直、「なんで俺が待たなきゃいけないんだ」と感じる場面もある。
でも、待ってから合流した瞬間って、不思議と嬉しくなるし、楽しくなる。
その時間があるからこそ、会えたときの温度が、少し上がる気がする。
相手に「待たせてしまった」と思わせることで、相手の中にほんの少し罪悪感が生まれて、結果的に自分の立場が、ほんの少しだけ優位になることもある。
そんな計算をしている自分も、たぶん嫌いじゃない。
待つ時間が無駄だと思うこともある。
でも、全部が全部、悪い時間じゃない。
ただ最近は、年齢のせいか、周りが気を使ってくれるようになった。
「待ってて」と言われることも減ったし、待っていたとしても、相手が急いで戻ってきてくれることが多くなった。
そして「ちょっと待ってて」と言われると、「ちょっとって、どのくらい?」と具体的に聞くようにもなった。
抽象的な言葉をなるべく使わないようにしているし、相手が使っていたら、指摘するようにもしている。
でも、人によって違う「ちょっと」を楽しむのも、それはそれで、悪くないよね。
待つ時間も、待たせる時間も、「あいつのちょっとは長いんだよなー」と思いながら待つのも、その人との関係性がにじみ出る、良い時間なんだよねー
2/14/2026, 12:13:17 AM