11/15/2025, 11:28:49 PM
揺れる木々の合間を差す、光線の道筋。
風が遊ぶ昼下がり。西に傾く太陽。
やがて茜に染め上げる、青空の向こう。
今はまだ、この微睡みに沈みたい。
「お題 木漏れ日の跡」#115
11/15/2025, 3:06:51 AM
今日を生きよう。
昨日の私と、
明日の私に、
「頑張ったね」と言えるように。
「お題 ささやかな約束」#123
11/13/2025, 10:18:11 AM
果たされることはなかった。
何度だって願い、その度に変わらぬ現実を突きつけられた。
必死に願った時間を嘲笑うように、日常は重く暗くのしかかった。
それでも、変わる時が来ると、報われる時が来ると、信じて祈った。
助けてほしいと、見えざる神に祈り続けた。
死の床に伏してなお、祈りは届かない。
「お題 祈りの果て」#77
11/13/2025, 1:45:20 AM
正解もない。
間違いもない。
地図もない。
出口もない。
ドコに向かえばいいの?
「お題 心の迷路」#114
11/11/2025, 12:15:02 PM
使い込んで色褪せたお気に入りのカップ。
気に入ったティーバッグを予め注いでいた沸騰した湯の中に落とす。
香りがフワリと鼻腔を刺激し、目まぐるしい日常をほんの少し忘れさせる。
一分が過ぎる頃には、茶葉は透明な湯に溶け出して深い赤茶色に己の顔が映る。
ティーバッグを引き上げて、甘い砂糖を一匙。これが適量。
クルクルとスプーンでゆっくりかき混ぜて、お茶と砂糖を馴染ませる。
香りと甘さと、お気に入りで満たされた贅沢な一時を、一口口に含んで、心ゆくまで堪能する。
「お題 ティーカップ」#76