ろろ

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6/23/2023, 10:17:52 AM

お題【子供の頃は】

……っていってもまだ高校生。

まだまだ子供。ガキ。

それでも一歩ずつ、確実に近づいている"大人"

3年後には成人。

正直実感はない。

つい昨日まで仲良い男子と鬼ごっこしてた気分。

今では必要以上話さない仲になったけど。


どんな大人になるんだろうなー。

優しかったあの先生みたいになれるかなー。


どんな仕事に就くんだろう。

好きな仕事できるかな、、


来たる未来に期待と不安の思いを馳せたあの日を思い出し、

記憶の1ページを閉じる。


子供の頃は。

6/23/2023, 9:37:01 AM

日常。

それは、

あたりまえの生活。

あたりまえの日常。

あたりまえ。


朝、お母さんの声で目覚め、

支度をして家を出る。

これも日常。


いつも駅にいるおじさんに挨拶をして、

電車に乗る。

これも日常。


でも、もしそのあたりまえが崩れたら?

日常がなくなったら?


お母さんの声が電子的な音になる。

おじさんがいなくなる。


そんな些細なことで日常は簡単に崩れる。

今の生き方、一緒に見直してみない?

6/21/2023, 11:48:49 AM

好きな色

君の髪色

君の瞳の色

君が着ていた服の色

君がさしてた傘の色

君と見た海の色

君と行った山の色

君との記憶が私を彩る。

私の好きな色は君との色。

6/20/2023, 11:23:18 AM

あなたがいたから。


あなたがいたから強くなれた。

あなたがいたからほんとの自分になれた。

あなたがいたから私は今を生きている。


あの時、あなたが絶望に満ちた私に光を見せてくれた。

他者からの勝手な期待に応えるため、自分を隠し優等生を演じていた。

そんな日々に疲れ、そして呆れ、死のうとしていた去年の冬。

あなただけは私を、私自身を認めてくれた。


君は君だ。君が好きなことをしよう。いきなり難しいかもしれないけど、僕が手伝うからさ。


そう言ってくれたあなた。

あなたがいたから私は生きている。

あたながいるから私は生きる。






6/19/2023, 2:01:02 PM

【相合傘】

一緒に持った2人が入るにしては少し小さい傘。

当然、距離は近くなる。

触れる肩。

向かい合い、行き交う視線。

微笑みあって、

また前を向いて歩き出す。


これは私の遠い日の記憶。

彼はもういない。

彼が亡くなってから今日で早10年。

私はまだ立ち直れずにいた。


雨が降っている。

あの日も雨だった。

高校2年生。

はじめての恋人、はじめてのはじめての相合傘。

付き合いたてだったからあの日は彼も私も浮かれていた。

小さい傘だったから当然距離が近くなる。

触れ合った肩。

向かい合い、行き交う視線。

照れながらも微笑みあって、

また前を向いて歩き出す。

――赤信号に気づかずに。

そこから何が起こったかはわからなかった。

気がついたら病院にいた。

まさか自分がこのセリフを思う時なんて……と思ったのも束の間

隣には白い布を被った彼がいた。

私を庇うように抱きしめ、そのまま轢かれたらしい。

即死。

幸せな日々は壊された。


今日はこの日々を終わらせる。

あの日使っていた傘と同じ傘を手に持ち、

ベランダに出る。

……どうやら過去の記憶に馳せているうちに雨はやんだようだ。

嫌味ったらしい晴天が広がっていた。

まぁいいかと傘を広げる。

肩に何かが触れた。

そちらを見て、、、行き交った視線。

大粒の涙を目にため、精一杯微笑み、

前を向いて歩き出す。

――落ちる。

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