そー

Open App
6/21/2025, 12:29:00 PM

君の背中を追って、
僕はこの世界にやってきた。
君がいたから、頑張れた。
君がいたから、強くなれた。

でも君は、先に進むことをやめ、
別の道に行ってしまった。

なぜ?あんなに強かったのに、
なぜ?あんなに頑張っていたのに、
また、一から始めようとするの?

気がついたら、
君がいたところは僕の後ろにあって。
僕は君より強くなってて。

そこに立ってようやく気づいた。

ここは終わりじゃなくて始まりで、
まだ長い人生の最初に過ぎなくて、
これは人生を懸けてするものではなくて、
ただ人生を豊かにするだけの、
付属品に過ぎなかったこと。

だから僕は、また君の背中を追っている。
君のような大人になるために。

6/20/2025, 11:39:06 AM

好き、嫌い、
花占いをして、
好き、嫌い、
途中で答えがわかってしまって、
好き、嫌い、
別の花に持ち替える。

好き、嫌い、
また始めて、
好き、嫌い、
またわかってしまって、
好き、嫌い、
また違う花に持ち替える。

何度も繰り返して、でも同じで、
でも諦められなくて、また繰り返す。
何度でも、何度でも、


ようやく気に入った答えを見つけて、

やっと掴んだ自信をつけて、

大好きなあの人に言った言葉は。

「私は、大嫌いです。」

あなたを大好きな私が。とっても。

6/19/2025, 2:13:53 PM

窓を眺める。
今日は曇天、昨夜の雨で出来た水溜まりも、
今日の薄暗い空を映すだけ。

今週は連日の雨らしい。
梅雨の前線が出しゃばってる。
昨日も、今日も、雨だったはずだけど、
今朝の天気予報は曇りらしい。
今日なら、久々の太陽を見れるかなって思ったけど、
朝も、昼も、夜も、太陽は姿を表さなかった。

海岸に行けば、雲の間から差した光が、
海面に反射してきらきら光る。
それでも、太陽を見ることは無かった。

山には、雲がかかってなかった。
でも、昨夜までの雨のせいで地面が緩んでいるからって、
山には入れなかった。
また 見れなかった。

隣の街は、雲が晴れて少し暑いらしい。
でも、私が行ったとたんにくもり始めた。
結局また 見れなかった。


あの人は、雨女の私も愛してくれた。
あの人は、晴れ男でも、雨男でもないのに。
あの人は、私の心を晴れさせてくれた。
あの人は、私の太陽だった。

あの人に、見せたい。
あなたがいなくても大丈夫って。
あの人に、言いたい。
あなたは私の太陽だって。
あの人に、会いたい。
あなたと一緒に太陽を見たい。


でも、あなたはもう居ない。
だから私はいつまでも、雨女のまま。

枯らしたはずの涙が、涙の跡をなぞる。
ほんの少し。雨の匂いがした。

6/18/2025, 2:24:43 PM

誰とも、ずっと繋がっている。
あなたとも、あなたとも、
離れても、間に壁があっても。
絶対に、切れない糸が繋がっている。

あなたと近づくと、糸が緩まる。
でも緩んだ糸が地面に着くと、
あなたは離れてしまう。
そんなちょうどいい距離が、
上手く付き合うコツ、なんだろうけど。
糸が見えない私には、分からないや。

6/17/2025, 10:15:04 AM

届かないのに、貴方を誘って。

届かないのに、貴方を待って。

届かないのに、貴方を想って。

届かないのに、貴方を願った。

今日も、来なかった。
今日も、届かなかった。
あなたはもう居ないから、
あなたの影を追いかける為に、
貴方を待って、今日も生きる。

あなたの元へ行く為に、
今日も明日も貴方を待つ。
私に死別は耐えられない。

Next