しずく

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2/7/2026, 1:13:02 PM

 疲れてしまった。
 多分、私にはどこにも書けないことが山ほどある。
 残してしまったら、弱い自分を欠けている自分を認めてしまっているようで。
 後から見返したときに、どう思われるのが怖くて。
 次第に書けることがなくなっていった。
 いつの間にか、何も書けなくなっていた。
 だって分からない。
 今、自分が、何を思っているのか、何を考えているのか、何を書きたいのか。
 書けない書けないで逃げていたら何も見えなくなった。
 書けないことで山積みにした心の底には、自分の核となるものも埋まっていた。
 埋もれて見えなくなって、探しても探しても見つからない。
 どこにも書けない、じゃない。書くことが見つからない。自分がいない。
 長年目隠ししていた目は、とっくに視力を失っていた。
 目を覆っていた目隠しを外して、ようやく気付くなんて。私、馬鹿だ。


どこにも書けないこと #251

1/18/2026, 2:01:51 PM

 閉ざされた日記は開かれることを知らない。
 とっくに過去は封印してしまった。
 見たくもない自分が赤裸々に拙く綴られている。
 怖い。
 その感覚は、日記を書くときにもある。
 自分を記すことが怖い。
 後で将来の自分に見られたときに、引かれたりイタい奴だって思われたりするのが怖いからだ。
 だから日記はなかなか長続きしなかった。
 書いたほうがいいというのは分かる。自分で導き出した結論だ。
 でもいざ書こうとすると苦しくなる。手が止まる。書けなくなる。
 だから今日も、日記は閉ざされたまま。

閉ざされた日記 #250

1/16/2026, 1:36:27 PM

 彼は何よりも美しい。
 恒例行事となりつつある、名前も分からない人からの告白に、今日も彼は困ったように微笑んでは、やんわりとお断りする。

「ほんと綺麗な顔してるよな。未だに惚れそうになる」
 冗談交じりに呟いたある日のこと。
「…お前にだけは、顔で好かれたくない」
 拗ねたように言う彼は、やはり美しいより可愛いが似合う。

美しい #249

1/15/2026, 2:45:00 PM

 この世界は、きみが思っているよりずっと残酷なんだよ。
 この世界は、きっと貴方が思っているより温かいものです。

この世界は #248

1/14/2026, 2:13:32 PM

 どうして、手にしたものぜんぶがこの両手から零れ落ちる。
 どうして、この両手から零れ落ちたものすべてが愛に見える。
 どうして、どうして。


どうして #247

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