12/16/2025, 10:09:45 AM
これは、きみの、夢のはなし。
僕が何も心配させずにきみと笑いあえて。
きみが何も心配せずに僕の隣で笑えて。
そんな夢物語。
……ああ、ちがうね。
これは、ぼくの、夢のはなしだ。
君が見た夢 #239
11/3/2025, 11:09:16 AM
願っただけ。
そう、最初から叶うなんてそこまでは自惚れられた恋じゃなかった。だから、だから、最後まで言わなかった。言えなかった。
なのに。口に出せばなにか変わっていたかな。なんて思ってしまう愚かな心臓が痛むんだ。
…いや。
願ってしまった。
離れていかないで、と。
乞うてしまった。
それだけでも随分大罪なのに。
口に出すなんてしたら僕が僕を許さない。
そう思ってるのに。
もう考えるのやめにしたいのに。
もうくるしいのに。
「…行かないでって言えばよかった…」
ぐるぐるぐるぐる。
ああ、自分が嫌になる。
行かないでと、願ったのに #238
(ライブが最高すぎた。もうやばい満たされてる。現在帰りの電車のなかです。明日から学校だる。(ちなみに上の話となにも関係がない))
11/1/2025, 1:26:13 PM
包み込むような寒さに意識が緩やかに覚醒し始める。
微睡む意識のなか、んん…と掠れた声が漏れた。
…もう少し寝ていようか。
外界は寒くてとてもじゃないけど、この布団の温もりを知ってしまった以上なかなか動きたくない。
今日が休日であることをいいことに、布団の温もりに肖って二度寝が始まる。
「……、」
隣で先に起きていたらしい彼が熱を持った身体で僕の腕の中にいるのを、僕は知らない。
凍える朝 #237
10/31/2025, 9:07:55 AM
そして、僕は、僕らだけの世界を手に入れた。
そして、 #236
(独りよがりの感情)
10/27/2025, 1:38:56 PM
一度灯った感情が、未だに心の奥で消えてくれない。
消えない焔 #235