しずく

Open App
3/25/2026, 1:08:01 PM

 やらなければいけないことで、やりたくないことがあったとき、無意識に自分を洗脳するようにしていた。
 やりたくない、好きじゃないことを、自分はこれが好きだ、これをやりたい、と。
 確かに効果はあったし、それなりの成果を得られている。
 でも、いいことだけじゃなかった。
 今、本当に自分が好きなこと、それが分からない。
 大体のことがそれなりにできるし、好きだし、やりたい。
 これじゃないと駄目、という特定の分野がない。
 
 好きじゃないのに、自分を洗脳して、好きにさせて。
 その結果、本当に好きなことが分からなくなっちゃった。

好きじゃないのに #253

3/22/2026, 12:31:36 PM

「…はは、バカみたい」
 分かっていたじゃないか。
 終わらないものなんてない。
 大切にしたいものが増えるということは、失うものが増えるということ。
 だったら最初から何もいらなかったのに。
 一時の夢に溺れて、バカみたい。

バカみたい #252

3/2/2026, 10:48:41 AM

死、すなわち、たった1つの希望。
臆病な私には手を伸ばすことしかできない、たった1つの希望。

たった1つの希望 #252

2/7/2026, 1:13:02 PM

 疲れてしまった。
 多分、私にはどこにも書けないことが山ほどある。
 残してしまったら、弱い自分を欠けている自分を認めてしまっているようで。
 後から見返したときに、どう思われるのが怖くて。
 次第に書けることがなくなっていった。
 いつの間にか、何も書けなくなっていた。
 だって分からない。
 今、自分が、何を思っているのか、何を考えているのか、何を書きたいのか。
 書けない書けないで逃げていたら何も見えなくなった。
 書けないことで山積みにした心の底には、自分の核となるものも埋まっていた。
 埋もれて見えなくなって、探しても探しても見つからない。
 どこにも書けない、じゃない。書くことが見つからない。自分がいない。
 長年目隠ししていた目は、とっくに視力を失っていた。
 目を覆っていた目隠しを外して、ようやく気付くなんて。私、馬鹿だ。


どこにも書けないこと #251

1/18/2026, 2:01:51 PM

 閉ざされた日記は開かれることを知らない。
 とっくに過去は封印してしまった。
 見たくもない自分が赤裸々に拙く綴られている。
 怖い。
 その感覚は、日記を書くときにもある。
 自分を記すことが怖い。
 後で将来の自分に見られたときに、引かれたりイタい奴だって思われたりするのが怖いからだ。
 だから日記はなかなか長続きしなかった。
 書いたほうがいいというのは分かる。自分で導き出した結論だ。
 でもいざ書こうとすると苦しくなる。手が止まる。書けなくなる。
 だから今日も、日記は閉ざされたまま。

閉ざされた日記 #250

Next