誇らしさ
今日も1日頑張った。
やる気になれない中,頑張ってお外に出れた。
少しだけ前に進めたと思う。
明日も歩けるのなら誇れるのだろう。
泣かないよ
今,2022年からのロシア・ウクライナの戦争。続く戦禍と絶えぬ砲撃,壊れる自然と瓦礫と果てた建物。
多くの人々が自身の意思とは関係なく命を潰えただろう。そのことに,憐れに悲しみに暮れただろう。泣かれる人も居るのだろう。
だが,泣いたところで終わるのならばもう終わっているだろう。鶏が鳴いたからと解体しないのか。否,解体する。鶏肉になり売買され明日には誰かの腹の中。
鳴いたところで変わるのか?泣いたら止まってくれるのか?否,止まらない。
だが,何もできない私は泣くだろう。地球のために泣くだろう。よろしくないことをよろしくないと言えるように。言う為に。
私は泣かない。少しでも,早く。誰もが自分の意思で死ぬことができるように。誰もが,生きたいと願えるように。
お互いに尊重し,意見を述べて,聞いて,未来を話し合えるように。そんな世になれば,なる事を祈ります。
ベルの音
リン リン リン
音が聞こえる。どこからか,何かの音が。
リン リン リン
あぁ,わかった。鈴の音だ。
あの音が聞こえると,私の好きな人が来る。
私の愛するヒトが来る。
帰ってくる。
玄関から飛び出して外に出て,門の前に小さく待つ。
そろそろ,帰ってくる。
私はただ待つだけ。でもそれでいいの。
でもね,帰ってきたらいっぱい遊んで欲しい。
たくさん撫でて欲しい。
私が愛するひとよりも,私の方が大きいけれど
私が愛する人よりも,私の方が毛が多いけれど
それでも,私を見つけてくれた愛するヒトに
早く会いたいと祈りたい。
「ただいま戻りました。カーロ」
私の名前は,イタリア語で大切
私も小さな君が大切だよ。
脳裏
私の脳裏に浮かぶのは,人が私をバカにする目線だ。嫌われるのは慣れている。無視されるのも慣れている。中途半端な馴れ合いも,会話も,必要ないティッシュのようにゴミだ。
私の前で,私の知らない話をする。見せつけるかの如くお揃いのイヤリング。「皆,お揃いなんだ」と言ったあの子は何を期待していたのだろうか。私にはわからない。
今も私の知らない会話がなされているのだろうとも,その事実だけは知っている。
同い年の子を,同級生に見れなくて,もっと幼い幼児を相手しているかの如く,過ぎ去る日々。
「幼いややこに嫉妬などするはずもない」
思いと,
「一つ外れたパズルをしたいのか」
という疑問は,もしかしたら,淋しさからなのかもしれない。あの子達が成長したら,きっと何もかも忘れてしまうのだろう。
だが,私は忘れない。忘れられない。
早く話せば楽だろうに中々忙しき今日この頃
「次あったら,話を聞いてくれますか?」
眠りにつく前に
私が眠りにつく前は,今日を振り返ってしまう。あの言い方であっているのか,素っ気なくなかったか。
学生の時,周りと上手くいかなかった。私はそこまで気にする心も,優しさも持ち合わせていなかったが,今思うと,寂しかったのかもしれない。周りが仲良くしていると,何とも言えない気持ちで一杯になり,心の器から何かが漏れてしまうような気がした。
私がいけなかったのか?だが,私だけのせいではないような気がする。うん,私は悪くないのだ。というと,現実逃避になるやもしれぬ。
そんなふうにまた今日も,眠りにつく前に考えてしまうと思ふ。
いい言葉がある。それは,
「人は醜く,愚かな生き物だ。
だからいいんじゃないか」
私もそう,思える時が来ますように。