1/4/2025, 4:55:10 AM
こんなに遅くまで起きていたのはいつぶりだろうか
年始の朝、知らない芸能人のテレビを観て、
こたつの微睡みに身を預ける
猫に弄ばれていたみかんを拾い、爪を立てて皮を剥く
つまらないくらい愚鈍な時間
堕落した泥濘のような温かさ
薄いカーテンの向こう側が少しだけ
明るくなった気がした
1/3/2025, 5:42:43 AM
とても辛いだろうけれど、
どうか努力が上手くできますように。
12/22/2024, 12:30:18 PM
湯船に浮かんだ柚子をつつく
静かに少しだけ進んで、また止まる
それをもう一度前に押し込む
軽い音がして、柚子はお風呂の縁にぶつかる
途端に関心が失せてしまって、天井を眺めだす
白い天井に意識が吸い込まれる
明日が来なければいい
このまま今日、世界が滅んでしまえばいい
朧げな視界の中、水面が迫ってくるのが見えた
12/19/2024, 7:46:56 AM
かじかんだ手を慰め合う
情けない社会人の冬の夜
12/14/2024, 7:16:47 AM
注いだ愛が抜け落ちて行くのを感じます
私は、青くて白くて汚かった。
夢から覚めて、残ったのは私という残骸だけで。
愛が失われていくのを感じます
最後の居場所は荒らされて、暴かれて。
私は無残に掘り起こされる。
悲しいくらいに惨めなのです
粉々になった私の自慢のお墓。
ぼろぼろになった私の遺骸