無季

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    注いだ愛が抜け落ちて行くのを感じます


  私は、青くて白くて汚かった。
  夢から覚めて、残ったのは私という残骸だけで。


    愛が失われていくのを感じます


  最後の居場所は荒らされて、暴かれて。
  私は無残に掘り起こされる。


    悲しいくらいに惨めなのです


  粉々になった私の自慢のお墓。
  ぼろぼろになった私の遺骸

12/14/2024, 7:16:47 AM