9/17/2024, 3:22:48 PM
満開の花々を踏み折って、
花畑の中心地にて、
我が身を鉛で貫いてしまえ。
この身に残るは、無限の残滓。
打ち砕かれた二番煎じの黄色を
最後の視界に映して。
9/16/2024, 10:30:15 AM
雨は誰かの涙なんだって。
そう言ってた君は、もういない。
君がいなくなった日も、体が燃え尽きた日も
茹だるほど暑い晴天だった。
君がいなくなってから、
何度も泣き喚いているのに、
君がいる空には届いていないみたい。
9/15/2024, 3:31:18 PM
送ろうとして、躊躇って、
送信ボタンがいつまでも押せない。
無力で、非力な僕の
無価値な恋を終わらせたくない、って
傲慢な心を燻らせてる。
9/14/2024, 11:50:02 AM
空の彼方
惑星の外
同じ銀河のどこか
爛れた星の表面
燻る火山の火の粉
溢れるマグマの音
私は此処で待っていました
いつだったか、空に消えていった貴方を
この星の終わりは近いでしょう
私は、この星と共に死にゆくのでしょう
私は、今も貴方を待っているのです
9/13/2024, 11:53:38 AM
夜の闇に紛れて、ひたすら。
ただひたすらにバイクを蒸す。
必死に追手の影から逃げていく。
行く宛はあるが、些か距離が遠い。
それまで追手に見つからないことを祈る他ない。
バイクがカーブを曲がる。
夜は未だ明けそうにない。