佐倉光潤

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12/22/2023, 8:51:53 AM

「大空」

空を見上げて君を想う。

連絡先ももうわからないけど、

きっとこの空の下のどこかで元気だと信じてる。

それだけで、私も元気でいられる。

12/17/2023, 3:04:56 PM

「とりとめもない話」

私はじいちゃんばあちゃんっ子だ。

暇な日はわざわざ電車に乗って会いに行くほど。

別に特別なにかするわけじゃない。

でも、行くだけで喜んでくれる。

存在するだけで喜ばれるって何よりも幸せ。

冬は私とじいちゃんとばあちゃんでコタツに入って

とりとめもない話ばかりする。

何度も聞いたからオチまで全部わかってる話。

それでも毎回わざと初めて聞くかのように聞く。

二人が楽しそうに話してくれることが大事だから、

いつが最期になるかわからないから、

二人から聞いたとりとめもない話を忘れたくないから、

オチまで知ってるとりとめもない話を聞き続ける。

いついつまでも、この時間を忘れないように。

12/7/2023, 2:55:51 PM

「部屋の片隅で」

部屋はやっぱり四角形がいい。

いや、三角でもいい。

でも、角が多いほうが僕の好み。

ちなみに、丸はダメ。絶対に嫌。断固拒否する。

くだらないって思われるかもしれないけど、

僕にとっては大事なこと。

だって、角がないと困るじゃないか。

隅っこで毛布にくるまって泣きたい日がある。

誰にも泣いてるのを見せたくない。

だから、僕は角のある部屋が好き。

12/6/2023, 2:24:21 PM

「逆さま」

私はよく逆さまになって考える。

別に倒立しながら考えるわけじゃない。

世界を色んな角度や視点から見ているのだ。

上から見たら、その出来事が正しくても、

下から見たら、実は正しくないかもしれない。

じゃあ、右や左、それ以外の様々な角度から見たら…

逆さまになって色んな角度のことを考える。



いまの視点だけで果たして正確に物事を理解してるか?

そして、正確で間違いのない正論だとしても、

決して振りかざしたりしないこと。

そんなふうに私は生きていきたいと願う。

12/5/2023, 2:42:49 PM

「眠れないほど」

私は本が大好きな子供だった。

いわゆる本の虫というやつだ。

好みの本が見つかると時間を忘れて夢中になり、

飽きずに同じ本を何度も何度も繰り返し読み込んだ。

新しい物語を読み始めると、途中で止められない質で、

途中で止められると寝付けないほどだった。

主人公はこんなとき、どんなことを言うんだろう?

ラストのその先はどんなかな?

物語のその先にワクワクして、眠れないほど、

本の中の人物、世界、その全てに魅了された。


いつか、私も書きたい。

眠れないほど面白い物語を。

そして最後まで読んで、何かを感じてもらえたら…

願わくば、幸せな気持ちになってもらえたら、なんて。

まだまだ遠い夢の話。

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