生きる意味を見失い、なう。

Open App
9/19/2022, 1:53:49 AM

ほら見てよ
名もしらぬ場所でも
こんな綺麗に輝いてる

世界を映す 地球儀が
のんびり回って夜景を映す

それは
小さな明かりの収斂(しゅうれん)点
そのひとつひとつに
誰かのあたたかい場所がある

そんな世界の片隅に
僕とキミがいて

ともに 泣いたり笑ったり
たまに ぷんすかケンカして
気まずそうに 仲直りする

そんな毎日をただ
僕らは暮らして

世界を映す地球儀が
ゆるりゆるりと回って夜景を終える

すると
目映(まばゆ)い薄紫の朝焼けが
世界を染める
今日がまた新しく始まるんだ

そんな世界の片隅に
僕とキミがいて

お互いに笑いあって
お互いに支えあって

生きていきたいね

そう言って笑い合った
秋の日の 1日

#夜景
五月雨ぼやき►今日は 敬老の日なんだね~

最近、良く行くスーパーには
右見ても 左見ても 目に入るのは
ご高齢の方ばかりで
自分的には毎日、敬老の日じゃw
…おあとがよろしいようで(笑)


9/18/2022, 9:27:46 AM

まだ見ぬ世界の 何処かには
まるで空を 映し取ったかのような
そんな花畑があるという

色とりどりの 花畑の写真
机いっぱいに ならべてさ
いったい どうしたの
いきなり『旅に出たい』なんて

青い空を映したかのような
花畑 見たいんだ
空も大地も蒼く染まる
そんな場所に辿り着けたら

“自分の人生、棄てたもんじゃない”

なんて思えるかもしれないじゃない、ってさ。

だったら僕も付き合おう
天と地が蒼く染まる その場所を探しに
旅立とう キミとともに

何時 辿り着くか
辿り着けるかすらわからないが

すると

『まるで約束の地のようだね』
キミはポツリと呟き

いたずらっ子のように笑った

机の上の花畑の写真が風に煽られ
部屋中に散らばる

その中の1枚に

確かに在った

僕らの
『約束の地』

#花畑

9/16/2022, 11:31:57 PM

薄曇りの空の下
ツバメが低く舞い飛ぶ
雨が近いね キミはそう呟いた

季節は まだまだ春の陽気で
浮かれ気分が 抜けない僕に
キミは微笑む 僕はたじろぐ
そんな ある春の1日

雨模様の空の下
店員が 傘立てを出す
雨の気配 だんだんと強まる

今にも 雨が降りそうで
春の陽気が 初夏に移り変わる
それを知った 僕はやおらに
空を見る ある春の1日

過ぎ行く春を
空は泣く事で惜しむのか

季節はまだまだ春の陽気で
浮かれ気分が抜けない僕に
キミは微笑む 僕は雨に打たれる

キミが傘を僕に差し
『相合傘だね』と言って 笑う


そんな初夏の1日。

そんな春の終わりの1日。

空が、泣く。

#空が泣く

9/14/2022, 11:25:09 PM

たとえ
今、何かを成そうとして
躓(つまず)いたとしても
それは何時か

キミの糧になる
キミの資質になる
キミの判断のもととなる

だから
何に対しても全力で挑め!
たまには手を抜いても構わない
すべてには緩急、それ必要!


在り来たりな応援歌でも
キミにとってただひとつ

キラリと光る応援歌であればいい

だから
自分が苦しく無い程度に
頑張って今日を戦え!

頑張って明日を戦え!

そして何時か
命が燃え尽きるまで生きたら

自分で自分を褒めてやろうや

『良く生きた、ありがとうな』って。

#命が燃え尽きるまで

五月雨より↓
最近、
テイルズオブザレイズと
ミトラスフィアに凝って居ますので
サボりがちで…(言い訳言い訳いけません·汗)

9/12/2022, 11:27:04 PM

何時だって
本気の恋だなんて
キミは言って

恋人達が集う街角
キミはひとり 誰かを待つ途中
嬉しそうだね 顔に出ている
そわそわ 人が流れて行く

キミにとって
待って居る時間など
あって無いようなもので
僕にとって
待って居る時間など
とうに永遠のようなもので

ただ変わり行く人と街を見ているだけ

何時だって
本気の恋だなんて
キミは言って

恋人達が別れる街角
キミもその中のひとりか
寂しそうだね 1通の線(LINE)
とぼとぼ キミが立ち去っていく

キミにとって
待っていた時間など
既にどうでも良くて
僕にとって
待って居る時間など
もうとうに忘れていて

ただ流れ行く人波と街を見ているだけ

大丈夫だよ
生きて居れば必ず逢える
今日、逢えないからって
諦めてはいけないね

だから ねぇ、
そんな寂しそうな顔しないで

キミが立ち去った後
また違う誰かがそこに立って
誰かを待つ

青い空の下、小さな駅前のお話

#本気の恋
作者より►今回は駅前にいる、あのわんわん視点で
お送りしました。

Next