ルイルイ

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9/1/2024, 2:17:21 PM

考える時間なかった…
後日まとめて書こうと思います。

『開けないLINE』(2024.09.01.)

8/31/2024, 1:15:14 PM

僕はちゃんと人間なはずだ。

呼吸をしている。
瞬きもする。

食事だって摂らないといけない。
睡眠も不可欠。

あと…
人らしさを構成するものってなんだろう。

人間関係?普通か…良好。
仕事も問題なく進めているし。

こうやって思考を巡らせることも可能だ。
ちゃんと今を生きている。

ね、君もそう思うだろう?

…確かに生きているはずなのに。
どうしてそんなにも悲しそうにするのだろう。

わからない。
わからない。
悲しみも、頬に伝う雫の意味も。


───『不完全な僕』(2024.08.31.)

8/30/2024, 3:14:57 PM

気になっている人がいる。

意中の人とか、片想いとか、
そういうのではないのだけど。

例えるなら…
いつも通る道で見かける人。
家の近くの買い物先の人。
それが、近いかもしれない。

電車やバスで隣になる、とか、
そこまで近い距離になったことはない。

ほんの偶然。
気になる人が、建物から出てきたところ。
互いに歩を進めて、すれ違う瞬間。

ふわり、微かに香る。
爽やかなのに、どこか落ち着く匂い。

香水なのか、柔軟剤なのか。
はたまたルームフレグランスか。
そのどれでもないのかは、わからないが。

あまりに印象的で、忘れられない。


───『香水』(2024.08.30.)

8/29/2024, 12:49:56 PM

横たわるあなたの手を握りしめる。
冷たい。
命の灯が消えようとしているのが嫌でもわかる。

微かでも、己の熱を分けられたなら、
どれほど良かっただろうか。

いっそのこと、自分が代わってやれたら。
幾度となくそう思い続けていた。

でも、「それはあなたの望むことじゃない」と、
同時に脳が囁くんだ。

聞こえる呼吸音が薄くなる。
あなたの声は、どんな色だったっけ。

残り少ないふたりの時間。
今はただ、共に。


───『言葉はいらない、ただ・・・』(2024.08.29.)

8/28/2024, 10:58:09 AM

チン、とトースターの音が鳴った。
淹れたてのコーヒーの香りが部屋に広がる。

用意していた皿にトーストを乗せ、
マグカップと一緒にテーブルへ。

朝よりも少し遅く、昼よりは少し早い。
そんな、緩やかなひととき。

今日は完全に休みなのは確認したし、
家でのんびりと過ごそう。

そう思い、トースト片手に新聞紙を開く。
普段は新聞なんて読まないけど、たまには良いだろう。


遅めの朝食を食べ終え、コーヒーも残りわずかの時。
1件の通知音をスマホが奏でた。


『おはよ!起きてる?…』


唐突なメッセージ。
よく見れば続きが途切れている。

何を送ってきたのだろうか。

アプリを立ち上げる。
相手とのトーク画面。

それを見るやいなや、
はっとしてすぐに玄関まで駆けていった。


───『突然の君の訪問』(2024.08.28.)

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