10/27/2023, 12:25:27 PM
#紅茶の香り
ふわりと紅茶の香りが漂った。
辺りを見渡しても紅茶は無い。
どこから漂ってきたのだろうか。
あぁ、またふわりと香ってきたのは、君からか。
君が手のひらに伸ばしたハンドクリーム。
珍しい紅茶の香り。
「出しすぎちゃったので、貰ってくれませんか?」
それに、いいよと返すと君と同じ紅茶の香りが自分の手から漂ってきた。
これは、ハマりそうだ。
10/26/2023, 2:55:52 PM
#愛言葉
君と僕との愛言葉。
決めてから何十年と経つけれど、今まで一度も変わったことは無かったね。
きっと、これからも変わることは無い『あいしてる』という言葉。
10/23/2023, 3:15:31 PM
#どこまでも続く青い空
あの日君と見つめた青い空は今も僕の頭上に広がっている。
どこまでもどこまでも続く青い空は、今君の上にも広がっているのかな。
会いたいよ……。
だけど、あと少し待っていて。
きっと君に相応しい男になって、君のもとへ戻るから。
10/22/2023, 1:03:10 AM
#声が枯れるまで
君に「もう要らない」と言われた僕は哀しくて、辛くて、捨てられたくなくて君に縋った。
だけど、君は鬱陶しそうに僕を睨むだけで、その言葉を撤回してくれはしなかったね。
だから決めたよ。
僕は君を恨んだまま死んでやるって。
君はきっとすぐにでも僕のことを忘れるだろうけど、僕は恨んで恨んで死んでやる。
だって、保健所に連れていかれれば僕は誰かに貰われるか、殺処分になるんだから、ね?
10/19/2023, 2:44:24 PM
#秋晴れ
#すれ違い
秋のとても天気がいい日のことだった。
君と話していたらいきなり、意味わかんない!そう言って君は怒って僕の前から姿を消してしまった。
僕は訳が分からなくて、待って!と引き止めたのに君は行ってしまったよね。
あの後、何がダメだったのか考えたんだ。
きっと、あの言葉がダメだったんだよね。ごめん。
でも僕は君が受け取った意味で言ったわけじゃないんだよ。
それだけは知っていて欲しい。