川柳えむ

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6/23/2024, 10:15:08 AM

 またやった……。
 もう駄目だ……。さすがに日常になったと思っていたのに……。なぜだ……。
 また書き損ねた。約一週間ぶり、三度目である。
 ちゃんと覚えていたのに。考えて、思い付かなくて、結局その後忘れてしまった(覚えていたとは)。
 毎回後悔してる。毎回やらかしたーって言ってる。はぁ。
 もっと書くことを日常にしたい。もっともっと。


『日常』



 子供の頃は、楽しいことばかりだった。
 苦しいとか、悲しいとか、わからなかった。
 いつからそうなったんだろう。楽しいが減っていった。
 今は――一周回って楽しくなってる!
 もちろん、悲しいこと、辛いこと、そういったことも山程ある。むしろ、多い。
 でも、たくさんのことを経験していくうちに、いろんな出来事を多角的に捉えられるようになって、嫌いなものもあるけど、自分の好きなものがたくさん増えて、楽しいことに目を向けられるようになったんだ。
 悲観しないで。あの頃の自分。顔を上げるのが難しい日もあったけど。
 大丈夫だよ。
 人生、意外とどうにかなる。なんだかんだで、生きている。


『子供の頃は』

6/21/2024, 10:36:27 PM

 赤って美しいよね。
 私、赤色が大好き。
 ほら、赤が舞って、綺麗でしょ。世界が赤に染まって、綺麗でしょ。
 もしかして、もう見えない?
 あなたの赤で、こんなに美しいのに。


『好きな色』

6/20/2024, 10:31:46 PM

 あなたがいたから、今、生きている。あなたのおかげで、今、人生が楽しい。
 あなた――推しのおかげで、いきいきとしてる! 元気を貰って、また生きていく。
 出会えて良かった! ありがとう!

 真面目な話、心の拠り所をいくつか見つけておくの、大事。


『あなたがいたから』

6/19/2024, 10:59:01 PM

「入る?」
 玄関で所在無げに泣き出した空を見上げる君へ、そっと傘を差し出した。
「え?」
「ほら、方向同じだし……」
 慌ててそんな言い訳をする。
 同じ方向だし、困ってるだろうし!
 相合傘で一緒に帰りたいとか、断じてそんな不埒な理由ではない。
「えーと……」
「待った?」
 すると君の後ろからすらっと背の高い男が現れた。
「遅いよ」
「ごめんごめん。帰ろうか」
「うん。あ、ありがとうね。大丈夫だから」
 こっちを振り向くと、君はその男と一緒に相合傘で行ってしまった。

 空よ、泣いてんじゃねぇ。泣きたいのは俺の方だ。


『相合傘』

6/19/2024, 12:32:55 AM

 ここから落ちてしまえば、もうここへは戻って来られないだろうな。と思う。
 同時に、ここから落ちてしまえば、今の苦しみからは逃れられるのかもな。とも。
 今はまだ、ギリギリな綱渡りをしている。
 ここから足を滑らせたら、一巻の終わり。怖い。楽になれるのかもしれない。気持ちが揺れ動く。
 でも、そんなことを考えたってしょうがない。まだ踏ん張る。もう少しだけ、頑張ってみる。
 その先がどうなるかはわからないけど、まだ落ちていきたくはない。


『落下』

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