moon

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4/11/2024, 2:24:11 PM

言葉にできない

ほど、素晴らしい朝

ふと外を見れば桜のような花が咲いている

もうずいぶんと長く咲いているから

時の隙間をぬうように見にいく必要もない



青い羽の鳥がさえずっているのが聞こえる

幸せは運ばれてくるなんて思っていたあの頃は

今は昔

ただ青い鳥のさえずりが木々の間に響いている

呼べばすぐに飛んできてくれる

ただの鳥ってこと 今は知ってる

もうすぐヒナが産まれるかな なんて

巣をのぞく

4/8/2024, 1:49:08 PM

これからも、ずっと

この歌声が

君に届くだろうか

右を見ても左を見ても

みずみずしい顔であふれている

学ぶ意欲に満ちた人たち

青春と呼んでいたあの日々が

何度でもやってくる

寝ても覚めても終わることなく輝く日々が続いていく

一度届けたはずのこの思いが

毎日大きくなっていく

この思いはもう君に届いているのだろうか

どっちにしても僕はこの青春をずっと楽しんでいる

あの頃 永遠に続けばいいと願った日々よりも

すばらしい日々

毎日すべてのものが美しくなっていく

風さえもいつか見えてしまいそうなほど

空気が澄んでいく

君が大切にしてきた思いが報われる

すべての君が大切にしてきた その思いが


鯉が泳ぐ 澄んだ池

流れる水 きらきらと光って

にぎやかな笑い声

なにも心配しなくて良かった あたたかな日々

4/7/2024, 3:26:29 PM

沈む夕日

空が赤く染まっていく

君の頬もそまっていく

髪も瞳も

僕の心にもそのぬくもりが染み込んでくる


嫌な思い出が

夕日と共に沈んでは消えていく

今日できた新しい思い出と一緒にそれを見送っている

あまい匂いがどこからか泳いでくる

花のような あおいあおいしばふのような

柔らかい草に寝転がって 空を眺めていると

星が輝き始めることに気づく

君の瞳が星を映して輝いている

どこまでも照らすような美しい瞳で僕に笑いかける

ららら 歌声は空へひびき

反響する まるで星に届いているように

3/10/2024, 12:23:16 AM

過ぎ去った日々

 今朝はとても暖かで心地よく、黄色い木々の葉が微かに揺れているのを見た。

安らぐ香りのする木々で、そばを歩いているだけで元気が出てくるようだった。

一緒にいた友だちも「安らぐね」と言った。

その木々の間から虹のような光が差し込んで、美しかった。

2/9/2024, 1:13:41 PM


 その花屋はいつもの通りにある。前を通る度に寄ってみようかと思うけど、寄ったことはない。

 今日もいつも通り花屋の前を通る。ふと見ると今日はシャッターがおりている。どうしたのだろう。

 何か急な不幸でもあったのだろうか。親子で営業していると思うのだが、2人ともいつも元気そうだった。しかしそういう人に限って突然病気が見つかったりする。こんなことならさっさと花を買いに行くんだった。「いつでも行ける」その驕りが「当たり前」を「2度と行けない場所」へ、「2度と会えない人へ」と変貌を遂げさせるのだ。後悔は先には立ってくれない、それが後悔というものだ。
 コンビニでコーヒーを飲もう。気を落ち着かせるんだ。
 「いらっしゃいませー」店員さんの声もどこか遠い。
 「ホットコーヒー、ください」。
 コーヒーを飲みながら、スマホを見る。今日は金曜日か。そうだ、あの花屋ホームページないのかなと、検索してみる。あった。何かお知らせがないか探してみるが、特に何も書いていない。
 10時から営業していたようだ。定休日はあるのだろうかと目を滑らせる、そこには「定休日:金曜日」と記されていた。

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