ふらわー。

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11/17/2024, 7:54:49 AM

はなればなれ


離れる

放れる



そう全ては君の為



怖くなんかない


寂しくなんかない




これか1番楽な、はなれ方。

別れ方。



「サヨウナラッ」

赤い液体が頬を湿らせた。

10/1/2024, 12:01:57 PM

たそがれ

誰しも、生きたくないって思うことはある。

僕は、死にたい。

周りの人からの期待とか悪口とか……。

親には分かんないよね。

全て「大丈夫だよ!」でしめくくられる。

自分勝手な綺麗ごとを押し付けんなよ。って、

相談してね、って言われるから相談したら、

返ってくる言葉はいつも綺麗ごと。

だから、相談なんか意味がないんだ。

まだ溜め込んでた方がマシだよ。

それで自殺する人が多いんだろうけど。

僕は根っこからのポジティブで。

こーゆーの考えてて、「本当にポジティブ?」って疑問に思う『本当』のポジティブさんもいるだろうけどね~。

僕は褒められたら、その人をすぐ信用して、

裏切られたらすぐその人が嫌いになる、熱しやすく冷めやすい……つまり、利用しやすい人間。

何度裏切られても、後から少し優しくされればすぐ信用する。

だから裏切られた回数が凄いことになってるよ……。

それでも、心の底でどこかまだ信じてる。

僕を裏切った沢山の人が好きで、

その人たちからは『扱いやすい人間』とされている。

でも、諦めれない。

そして、本気で人を好きになった。

たぶん、その人は僕のこと嫌いだろうけど。

たそがれ時、僕はため息をついた。

「親からのあんな綺麗事ですら、」

ちょい切ります(おい)

9/27/2024, 12:15:53 PM

通り雨。

✘‎✘‎を例える言葉で、こんなに相応しいと思ったことはない。

“通り雨”。

突然降って、すぐにやむ。

もちろん、突然振って、すぐに病む。という意味ではない。

変な勘違いをしないでくれたまえ。

...おっと、茶番が気に入らなかったようだ。

✘‎✘‎が嫌そうな顔をしていたので、茶番は置いておく。

✘‎✘‎は、『姿』が突然現れたり消えたりするわけでない。

✘‎✘‎の『存在』が現れたり消えたりするのだ。

存在が消えると、僕の✘‎✘‎への記憶も消えてしまう。

もうそろそろ時間か...。

とにかく、✘‎✘‎は不思議な力を持っている“妖精”。

それでは、さようなら。

____________________________________________________


「...?」

今日、通り雨が降ってたのか。

僕が窓の外を眺めていると、なぜか、何か忘れているような気がしてきた。

「通り雨といえば〜?」

なんだろ。まっったく分からない。

僕はなにを忘れているのだ?

「お〜!れっ!」

「ファツゥッッッ?!」

え、え、え、

背から翼?!小人?!飛んでるッ???

「な、何者ですじゃっ!」

「...覚えてないかぁ〜」

覚えてない、...とは?!

「俺、✘‎✘‎!」

「...えっ?な、なんて???」

上手く聞き取れないのだが。

「...んーとねっ!」

妖精と仲良くなって、月日がたったある日、

僕は思い出したのだ。

……思い出してしまったぞ。

「“りと”...」

「...もう思い出しちゃったんだぁ」

辛そうにりとが笑う。

僕の中にあるりとの記憶が消える。そして、思い出すと、次の日には俺の中の記憶の、りとのが消える。そして、また思い出す。すると、次の日忘れる。

つまり、無限ループだ。

「...君って変わった子だよね、ほんと」

「そんなことないのだ!僕は正真正銘僕である!酷いぞ!」

「そーゆところ!」

明日になったら忘れるのか。

僕は泣かないように、布団を被って眠りにつく。

____________________________________________________

「そーゆところ!...も愛おしいけどねぇ」

君は俺を忘れる。

「...また最初っからかぁ、」

君は気づいてないかもだけれど、

俺、りとは人間だ。

ただ、違うのは、君は人間ではない。

「次こそ、絶対クリアする!!!」

ゲームスタートのボタンを押す少年。

少年の家の外では、通り雨が降っている。

9/23/2024, 2:15:34 PM

ジャングルジム。

白い透明な肌。
真っ直ぐな瞳。
暗黒の髪。

「…遊舞ッ」


「……おねーちゃん、」

___久しぶり_________



目覚ましの音で現実に引き戻される。

遊舞とジャングルジムで遊んだこと、覚えてるよ。
そんな寂しそうに、私に“存在”を証明しなくていいよ。




私の中の遊舞は、まだ一緒にジャングルジムで遊んでるんだから。……まだ生きてるから。

そんな悲しそうな顔をしないで。
私も辛くなっちゃうから、。

9/22/2024, 10:48:00 AM

声が聞こえる

みんな僕が嫌い。

みんな僕をいじめる。

みんな僕は必要ないと感じてる。


痛いの慣れない。
辛いのやだよ。
苦手だな。
泣きたい。
ルールなの?僕を嫌うのは。
隣の子も、みーんな僕の悪口ををいう。
……。
『いつになると……。』


カイホウされるんだろう。

今でも君の声がきこえる。


いつか、カイホウされた時の為に……。
いつか、君に再会した時の為に……。
僕が今を生きなければならない。

「負けないで」
君の声は僕の心を強く動かす。

弱いけど、僕は今日も生きてるよ。



「負けないよ」
ぽつり、と僕の口から
弱くて、とっても弱い、

それでいて揺るがない、

ちっぽけな意思が聞こえた。


『縦読み』

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