11/6/2023, 11:38:35 AM
サラサラと振る柔らかい小雨。雨は嫌いだが、小雨はまあ許そうという程度だ。僕は傘をさしながら、家路を歩いていた。
すると向かい側から珍しく一人で歩く君がいた。君の連れはどうしたのだろう。そう思った君の頬には一筋の涙が溢れていた。
10/25/2023, 12:38:37 AM
恐ろしい悪夢を見た。何かの遠い記憶だろうか。
悪夢の中の僕は幼かった。目の前には切羽詰まった顔をした父と母がいた。
ここを絶対に離れるんじゃないぞ、あなたはここにいて。父と母はそう僕に言い聞かせていた。
行かないで! そう叫んだ僕の手をすり抜け父と母は僕から離れてどこかへ去っていった。
だが、いても立ってもいられない僕は父と母の言い付けを破ってでも父と母後をついて行った。
その時、母の悲鳴が聞こえた。恐る恐る襖越しから見ると、倒れている父と母がいた。動かない二人に僕は恐怖で足がすくんで動けなかった。奥に何かを持っている人物がいたが、そこで悪夢は途切れた。
10/20/2023, 9:30:16 AM
友達と仲良く楽しく歩いている君とすれ違う度になぜ自分にはあまり友達がいないのかと疑問に思う
君には笑顔を出したらとアドバイスをされたが、俺にはうまくできないのと昔の出来事が頭によぎって笑顔に対して恐怖を感じる
全く…君が羨ましいよ
10/11/2023, 3:00:56 AM
はらはらと舞い落ちる花、孤独を紛らわせる花達。
綺麗な花だね。そう言ってくれた君の瞳は美しく、生き生きとしていた。
あれ。何かが熱く溢れている。なんでだろう、生き生きとしている君を見ていると、涙が溢れてくる。
10/9/2023, 10:58:53 PM
何聴いてるの? そう木の上で呑気に音楽を聴いている友人に尋ねた。
すごくテンションが上がる曲だよ、落ち込んでいる時に聴くと良い感じなんだ。
そう言っている友人は楽しそうに口ずさんでいた。そのメロディーはどこかで聴いたことのあるような曲だった。