なきむしぼうや

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1/30/2024, 1:08:10 PM

硬い寝床に眠る貴方を見ることが、一番の苦痛だった。

運命が分かっていたなら、もっと色んなことをしていただろうに。

貴方の柔い表情。
貴方の太陽よりも暖かい体温。
貴方の強く美しいその背中。

貴方が私の生きる意味であって、私が唯一価値を見いだせなかった人だった。

もしもできることなら―
この世界に一生のお願いが本当にあったのなら。

私の8秒を貴方にあげたかった。そしたら…

ありがとうって、愛してるって言えただろうに。

1/29/2024, 3:22:58 PM

きっと、貴女に恋をしていたのだろう。

永遠とも言えるしたたかなこの時間を、有限だと分かった上で嗜む。 
異界への代償には、あまりにも大きすぎた。

空一面に広がる星空のような煌めきでできている貴女。

私という存在に照らされて煌めく貴女。

自分の決意から光り輝く貴女。

そんな貴女に、恋をしている。

私の核心はせっかちな血によって激しく動き、呻き、
そして貴女にまた会うまで。