硬い寝床に眠る貴方を見ることが、一番の苦痛だった。運命が分かっていたなら、もっと色んなことをしていただろうに。貴方の柔い表情。貴方の太陽よりも暖かい体温。貴方の強く美しいその背中。貴方が私の生きる意味であって、私が唯一価値を見いだせなかった人だった。もしもできることなら―この世界に一生のお願いが本当にあったのなら。私の8秒を貴方にあげたかった。そしたら…ありがとうって、愛してるって言えただろうに。
1/30/2024, 1:08:10 PM