大きなもみの木の下で
クリスマスのベルをひとつだけ
鳴らそう。
サンタさんへ
私の願いは、皆んなが元気に
過ごせることです。
天国の大切な人たちも。
大好きな、あの人も
そして、サンタさんも
良い夜を過ごしてくださいね。
おやすみなさい。
今年もクリスマスに、ありがとう。
【お題:クリスマスの過ごし方】
無条件に広いあの青空の下で
私は草原に、大きく寝転んで
意識も何もかもを溶かしながら
私も、無条件に
青になる。空になる。
目を閉じても、見えるような青空は
どこまでも。
どこまでも。
【お題:青空】
冬は一緒に……
冬は一緒に……
思わず、何もかもを
吐露しそうになるのを
ゴクンと、飲み込んだら
思った以上に、それは硬い
石のようで
心が痛くて、涙が出た。
でも、今年の冬じゃなくてもいい
次の冬でもいい。
冬じゃなくてもいい
いつかの、いつかでいい。
見つめる鍋は煮えない。
そう思えばいい。
自分の出来る事を、繰り返し
丁寧に過ごしてゆけば
きっと、あっという間に時は経つのだ。
【お題:冬は一緒に】
しんどい時は
ちゃんと、しんどいと
伝えてくれて。
早めに寝ますね。と
言ってくれる
人が好き。
そしたら、私も
早く良くなりますようにと
伝えられて
なんだか、安心出来るんだ。
【お題:風邪】
雪が降り始めると、何かと不便な
思いをすることが多い
地域に住む私は、梅雨と同じくらい
天気予報を見ている。
この冬は、どれくらい積もるだろう。
スタッドレスは、消耗品だし
冬場を凌ぐ、灯油を買いに行くのも
難儀だし、、、
朝起きたら、真っ白。
なんて事もザラにある。
ただ、ひとつだけ
楽しみにしている事もある。
それは、夜だ。
これ以上ないくらいモコモコに
着込んで、少しだけ
ひとり、雪道を歩くのだ。
田舎の住宅街は、静まり返り
ただ、雪だけが降る。
そこに、私だけの足跡が残る。
音もない。
誰もいない。
けれど、こわくない。
白い、白い、白い。
心が気持ちよく空っぽになるような
そんな、夜だ。
そしてまた、天気予報を
チェックするのだ。
億劫だなぁという表情で。
夜の楽しみは、誰にも秘密だから。
【お題:雪を待つ】