NoName14

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9/9/2024, 5:11:24 PM


私は、世界に一つだけ
皆んなも、世界に一つだけ

どこを、見回してみても
世界に一つが、溢れている。

同じ景色を見ても
同じ食事をしても

感じかたも、世界に一つだけ。

世界に一つは、特別なことじゃない。
もしかしたらこの世界自体は
『無』みたいなもので

そこに、感情という色彩を垂らすから
波紋のように広がって
何かを感じながら、人は生きているのかも
しれない。


【お題:世界に一つだけ】

9/8/2024, 2:01:23 AM


踊るように
泳ぐように
舞い上がるように。

生きる為の
生活の動作が、会話が、心が…

そうであれば良いのにと。

同じ天井を眺めながら
何度も、思った。

踊り出すと手を引かれ
泳ごうとすると、波は去り
舞い上がる為の翼は、羽ばたかない。

諦めなさいと重石を
幾つも担がされているような
そんな日も…

私の思考は、とめどなく。
踊るように
泳ぐように
舞い上がる。


【お題:踊るように】

9/5/2024, 1:10:19 PM


貝殻の内側は、なんて
美しいんだろう。

見る角度によって、色が変わり
星のようであり、虹色にも見える。

内側の幾重もの薄い層の反射と
光の反射、反射光同士が干渉して
出来るのだとか。

軽く調べた、浅知恵だから
間違いも多々あるかもしれないが

反射光同士が干渉するという点が
気になった。
まるで、人間関係のようだなと。

お互いが、存在してこその
美しさが続く時もあれば
逆に、弱めてしまうこともあるのだ。

手のひらの、小さな宇宙を浜辺に
そっと戻し…目の前に広がる海を眺めた。

この浜辺に散らばる無数の貝は
なんて、ちっぽけなのだろうと…
目に見えぬ、海の底には
まだ、知らない宇宙が無限に広がっているのだ。


【お題:貝殻】

9/3/2024, 12:05:30 AM


心の灯火。

その炎は、熱いのか冷たいのか。

揺らぎは、心の動揺なのか
灯火が消えてしまえば
それは、死…なのか。

考え方も、捉えかたも
千差万別で、良いものなのだろう。

青い炎は、温度が低いようで
最も高温だと聞いた。

私の炎の受け皿には
受け止め切れそうにないなと思った。
そんなに、燃えてしまっては
身体ごと焼け焦げてしまいそうだ。

いまは、ただ
細く長く燃え続けていられたら
それでいい。
どれだけ、体勢を崩しても
消えぬ火であれば、今はいい。

燃えかすと、揶揄されても
揺らがぬ芯が 私にはあるのだから。
そう、信じている。


【お題:心の灯火】

8/30/2024, 10:29:10 AM


好きな香りに包まれて
ただただ、ゆったり眠りたい。

誰かのために装う世界に
この香りは、持ち込みたく無い。

香水は、自分の為に
使いたい。

いまは、そんな気分。


【お題:香水】


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