NoName14

Open App
7/4/2024, 3:29:14 PM


私の神様は、私だ。

私が私の神様で、ある限り
心はいつまでも自由で軽いのだ。

苦しい時や、悲しい時は
自分で自分を抱きしめれば良い。

何か、失敗すれば
神様にだって、分からないことは
あるよと、笑えばいい。

もし、本当に私じゃない神様に
出会う日が来た時には
私は、何を聞こうかな。
まだ、知らない何かを、教えてくれるのかな

ただ、この心と体が朽ちてしまうまで
私は私と共に過ごし、愛を持って過ごそう。


【お題:神様だけが知っている】

7/3/2024, 3:11:58 PM


どんな場所に、立たされても。

時間を巻き戻すことは
出来ないし

失敗や成功から
汲み取れるものが
思ったほど、無いこともあるし

想いとは違った形での
突然の別れだって
いくらでもある。

けれど、目線を変えれば
それを生きていく為の足し算にも
掛け算にも豊かさにも
出来ることを、私たちは知ってる。

この道の先に…
まだ知らない、何があったとしても。


【お題:この道の先に】

6/29/2024, 12:48:36 AM


梅雨時期になると
ズラリと、並ぶ傘マークの
天気予報に…少しため息を吐きたくなる。

土砂降りの中走らせる車
予報と、見比べながら干す洗濯
蒸し暑いような外気と
スーパーの効き過ぎた冷房。

ただ、どちらかというと
夏も苦手だったりして。

間も無く、訪れる7月を
どう乗り越えようか
ふとした瞬間に、思いを巡らす。

ただ、夏は年を重ねるほどに
幼少期の思い出も引き連れてくる。

川の水の冷たさや
手持ち花火の立ち込める煙
青空に大きく伸びる入道雲
そして、あの日の家族の笑い声。

夏、苦手だけれど
嫌いになれない。
そうしているうちに
きっとすぐ、夏が始まる。



【お題:夏】

6/26/2024, 9:52:29 PM


日差しのきつい、茹だるような
あの、夏の日。

蝉の声も、君の声も
混ざり合って
いくら拭っても、だらだらと伝う汗が
気持ち悪くて。

ただ、そんな状況が一変するほどに
君は真っ白な日傘を
そっと傾け、見たこともない寂しげな顔で

おれに、さよならを告げた。

彼女の吐く息は、俺の汗を冷やすほどに
冷たく。彼女の指先は氷そのものだった。

一方的な、さよならに
追いすがる間も無く…俺の目の前から
彼女は消えた。

ただ、白い日傘が
俺の目の前に、ポツリと残されたまま。


【お題:君と最後に会った日】

6/20/2024, 12:54:26 PM


私のまわりに居た
良くも悪くも、影響を与えた

いろんな人たちが居た。

その中で、自ら遠ざかる人もいれば
突然にいなくなる人もいた。

傍で励ましてくれる人も。


あなたがいたから。
私がそこに、いれたと思う。

『あなた』という人たちが居たから
『わたし』が存在するのだと思う。

きっと、これからも。


【お題:あなたがいたから】

Next