梅雨時期になると
ズラリと、並ぶ傘マークの
天気予報に…少しため息を吐きたくなる。
土砂降りの中走らせる車
予報と、見比べながら干す洗濯
蒸し暑いような外気と
スーパーの効き過ぎた冷房。
ただ、どちらかというと
夏も苦手だったりして。
間も無く、訪れる7月を
どう乗り越えようか
ふとした瞬間に、思いを巡らす。
ただ、夏は年を重ねるほどに
幼少期の思い出も引き連れてくる。
川の水の冷たさや
手持ち花火の立ち込める煙
青空に大きく伸びる入道雲
そして、あの日の家族の笑い声。
夏、苦手だけれど
嫌いになれない。
そうしているうちに
きっとすぐ、夏が始まる。
【お題:夏】
6/29/2024, 12:48:36 AM