NoName14

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6/15/2023, 2:18:42 PM


本を読むことも、何かを書くことからも
離れて凄く時間が経ってしまった。

自分の想像力や、湧いてくるような
言葉やフレーズが萎んでいくのは
分かっていたけれど。

本屋で本を選ぶ時間も
読む暇も、日常に吸われていった。

いまは、この書く習慣が
私がまた読み書きするきっかけに
なればと続けているところ。

好きな本と言える何かを
この手で作りあげたくて。。

【お題:好きな本】

6/14/2023, 10:20:32 PM


最近の天気予報は
少し意地悪で
何度も雨雲レーダーを確認。

洗濯物も外出も
きまぐれな天気次第で
ジメっとした、外気にやる気も削げるのは
…言い訳かな?

あいまいな空は、ちょっとした
追いかけっこみたいだ。

会えないだろうな
会えないだろうなと
約束の無いタイミングを
見計らって、探すあの人みたいな。

そして、梅雨の晴れ間みたいに
パッと現れて
私を、驚かすんだ。
また求めてしまう、小さな太陽を残して。


【お題:あいまいな空】

6/13/2023, 1:58:48 PM



花屋の前を、通ると
満開に花開いた紫陽花の鉢植えが
値下げされて、売られていた。

いま、1番美しい花は
少し寂しい。

今日も降るこの優しい雨のように。


【お題:あじさい】

6/13/2023, 7:05:57 AM


好き、嫌い、好きかもしれない。

あなたがくれる言葉は
いつも、優しすぎてわからなくなる。

どうして隣に立ってくれようとするの。
私は、自由なあなたのお荷物でしょう。

これ以上、何かが
動きはじめる前に、いっそ
消えてしまいたい。

あなたに励まされると
頑張ってしまうのが、辛い時もあるから。
そうして、ひとり泣く夜が
心が千切れそうなほど痛い日もあるから。

好き、嫌い、忘れてしまいたいほど。


【お題:好き嫌い】

6/11/2023, 2:45:53 PM


街、私の掌の中の街。

それは、情景。
もう、戻れぬジオラマ。

掌の中の街の小さな部屋の隅に
膝を抱えた、私が居る。

燃え尽きかけた茜色の夕陽は
追うことを諦めた私の情熱のようだ。

沈むまで、口惜しく燃えろ。


街…街…街…


【お題:街】

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