「目にしているのは」
私が今、目にしているのは、
この世界だ。
この世界には見えないだけで
幸せが沢山ある。
目を凝らして見てみると、
なぜか世界がこんなにも綺麗だった
ということに気がつく。
光り輝く太陽。
自然を実らせる冷たい雨。
闇を照らしてくれる月。
ああ。こんなにも世界は綺麗だったのか。
私は、忘れていた世界の輝きに
また、気づいた。
「これまでずっと、自分の素をだせなかった」
私はこれまでずっと、自分の素をだせなかった。
出したいけど出せない。急に自分の素を出したら
きっと引かれてしまうだろう、そんな
私の思い込みのせいで出せてきていなかった。
だが、今は違う。
家族。新しい友達。
みんなみんな優しく接してくれて
今では自分の素が出せるようになった。
今まではきっと、
出せなかったのではなくて、
出さなかったのだ。なぜなら
人に何か言われないかそんな事を
心配していたから。
心配しなくても、
とりあえず実行するのが1番だ。
強く生きて、強く生きて、
そしたら必ず誰でも輝ける。
誰でも世界の見方が変わる。
「1件のLINE」
ふと画面を見ると、そこには
1件のLINEが来ていた。
送り主は、"未来の私"。
「明日をめざして生きろ」
そんなメッセージだった。
なぜこんなメッセージが来たのか、
それは、過去の苦しみや悲しみを
思い返してはつらくなる、そんな私に
輝く明日をめざして強く生きろ。
そんなふうに私は感じた。
今がつらくても、悲しくても、
必ず未来では自分はきっと輝いている。
そう信じながら生きよう、
私はこのLINEでそう思わされた。
「朝、目が覚めると泣いていた」
朝、目が覚めると私は泣いていた。
夢の中で、家族に見捨てられる夢を見ていた。
とても怖かった。夢の中で、
夢なら早く目が覚めて欲しい。と願っていた。
なぜ、私は見捨てられる夢がそんなにも
恐ろしかったのだろうか、それは、
夢で恐ろしいものそれは現実でも
私が恐れている事なのだろう、そう私は思った。
だが、私の家族が私を見捨てる訳は無い。
そう分かりきっているのに何故か恐れている。
それは、不安・心配・恐怖
この不の感情があるからなのだろう。
この恐怖心を抑える方法、それは、
全てを信じて生きる事だと私は思う。
この恐怖心を打ち消して、
輝いた心になろう、私はそう思った。
こんな夢なんかに恐怖心を抱く。
そんな弱い思い、必要ない。
ただ、恐怖から逃れ、希望を手にする事が
大切なことなのだろう。
「私の当たり前」
私の当たり前、そんなものは
本当に本当なのだろうか。
人は簡単に、「○○なんて当たり前でしょ」
とか、なんでも当たり前だと思ってしまっている。
でもそれは違う。
親がいる事が当たり前?
お金がある事が当たり前?
家がある事が当たり前?
食べれる事が当たり前?
言われてみれば当たり前じゃないよな、
そんなの誰だって思うはず。
だけど心の奥底では、
自分は大丈夫。何も失わないだろう
って、思い込んでしまっているのだと思う。
私は考えたのだ。
私だって全てが当たり前では無いのは知っている。
だから全てに感謝をしなければならない。
だけどそれがとても難しい、
なぜなら人はその全てを失ってからではないと、
当たり前じゃないという、本当の意味に
たどり着けないからだ。
なら、今から、少しでも、
全てのことに感謝をしようと思う。
ぽつんと、野に咲く花でもいい。
その当たり前では無い輝きをみて、
当たり前が当たり前では無いことに、
感謝が出来るように、生きていこう。