鏡の中の自分はどうしてこんなにくすんで見えるんだろう。
僕の目が悪いのかな。
どんな服を着ても顔だけが浮く。
自分に似合う服を探してた。
気づいたらしまいきれないくらいに増えてた。
そこまできてやっと気づいた。
この鏡、僕に嫉妬してやがる。
永遠に終わることが無さそうなくらい今の感情について考えてる。
毎日毎日毎日。
ずーっと。
きっとこの感情に名前なんかないんだ。
そう気づいたとき、僕は絶望して死を最終手段として視野に入れた。
理想郷。
僕が望む理想郷はたくさんある。
沢山あるがゆえに沢山犠牲にしなきゃいけない。
僕の理想郷を実現するためには僕に生命があっちゃいけない。
僕は命のない存在になりたい。
最初からそれとして存在していたかった。
望んでもどうにもならないことはわかってるけど、
やっぱ、望まずにはいられないんだ。
なんの努力もしてないんだ。
当然、今の僕に理想郷なんて実現させることなんかできない。
それでも生きなきゃいけないなら空想の中に僕を閉じ込めておくべきだったね。
もしも神様が存在してたった一つミスをしたとしたら、
それは僕に命を与えたことだね。
命なんか与えずに側で使えさせればよかったのに。
今更遅いけどね。
残ったのは心だけが浮いた僕だけだよ。
ねえ神様、
僕と話してよ。
僕のほんとの気持ちを知らない?
神様は僕を忘れたりしないよね?
今の僕を見てないよね?
都合の良いときだけあなたを信じて迷惑をかける、わがままな僕を愛してる?
ごめんね、こんなふうになっちゃって。
愛してるかは分からないけどあなたが存在していると信じてる。
ラブレターみたいになっちゃった。
恥ずかし
懐かしく思うこと
それはもう戻れないのを理解しているということ
僕にはどうしようもないこと
どんなに願っても、望んでも諦めるしかないことなんだ
愛言葉、、、?
愛してるとか?好きとか?そういう言葉のことかなあ
じゃあ愛言葉を言ってって言ったら言ってくれるのかな〜
君はどう?
僕が愛言葉言ってって言ったら言ってくれる?
僕は言わないよ
動物には毎日のように言ってるけど
人には、、、ね?
、、、恥ずかしくて言えないからさ