理想郷。
僕が望む理想郷はたくさんある。
沢山あるがゆえに沢山犠牲にしなきゃいけない。
僕の理想郷を実現するためには僕に生命があっちゃいけない。
僕は命のない存在になりたい。
最初からそれとして存在していたかった。
望んでもどうにもならないことはわかってるけど、
やっぱ、望まずにはいられないんだ。
なんの努力もしてないんだ。
当然、今の僕に理想郷なんて実現させることなんかできない。
それでも生きなきゃいけないなら空想の中に僕を閉じ込めておくべきだったね。
もしも神様が存在してたった一つミスをしたとしたら、
それは僕に命を与えたことだね。
命なんか与えずに側で使えさせればよかったのに。
今更遅いけどね。
残ったのは心だけが浮いた僕だけだよ。
ねえ神様、
僕と話してよ。
僕のほんとの気持ちを知らない?
神様は僕を忘れたりしないよね?
今の僕を見てないよね?
都合の良いときだけあなたを信じて迷惑をかける、わがままな僕を愛してる?
ごめんね、こんなふうになっちゃって。
愛してるかは分からないけどあなたが存在していると信じてる。
ラブレターみたいになっちゃった。
恥ずかし
10/31/2023, 1:31:45 PM