途中書きです。すみません。
「一輪の花」
白いキャンパスに描かれた一輪の花。
見たことのない花だった。
私を描いてほしいとお願いしたら、この絵を描いてくれた。
途中書きです。すみません。
今日は悲しいことがあってしょんぼりへにょんなので、また今度書きます。
「魔法」
途中書きです。すみません。
虹と言えば小さい頃にブロッケン現象を見たことがありました。
雲の上に輪になった虹が映っていて、その輪の中心に自分の影が見えました。
私が変なポーズをすると影の私も変なポーズをして、私が虹の中心から外れると虹も私の影も見えなくなって虹の中心に戻るとまた虹の輪と私の影が見える。
まるで自分だけの虹の鏡だと思ったことを覚えています。
幼かったのではっきりとは覚えてませんが、どっかのスキー場の夕方頃と、どっかに行ったときの飛行機と、双六岳の早朝で見ました。
特に双六岳が印象に残っていて、確かちょうど頂上に登ろうとしたけどひどい雨が降って登れなかった日の翌日で、あともうちょっとのところまで来たのに、と少し悔しい思いで歩いていた時に出会いました。
今までの経験則でブロッケン現象は周りがガスっているか、雲より上に自分がいて、かつ、太陽の光が差す時じゃないと見れなかったので、雨が降ったことで山頂までは登れなかったけど、代わりにブロッケン現象が見れてちょっと残念だった気持ちは一気に吹き飛んでラッキーでハッピーな気持ちになりました。
またどこかで出会えたらいいな。
前書きが長くてすみません。
また今度「君と見た虹」を書きます。
「君と見た虹」
途中書きです。すみません。
今日は忙しくて書けないのでまた書きます。
「夜空を駆ける」
「ひそかな想い」
ねぇ、あの頃のこと忘れちゃった?
私達がまだ親友だった頃のこと。
手紙を渡し合っていた頃のこと。
ずっと仲良しでいようね、って誓ったあの冬のこと。
小学4年生の時、初めて同じクラスになった私とあなたはいつの間にか自然と仲良くなっていて、お互いの家に遊びに行ってはゲームやお菓子パーティーをした。
頻繁に手紙のやり取りをしたり、誕生日の時にはちょっとしたプレゼントを用意したり楽しかったなあ。
賢くてかっこいいあなたみたいになりたくて、あなたと同じように私も塾に行きたいと両親に言った、あの時の選択が人生で一番良かった選択だったと思う。
あなたが塾に通っていなかったら、そもそも塾の存在を知ることがなかったから、そのきっかけをくれたあなたに本当に感謝してる。
懐かしい小学4年生のあの頃。
忘れちゃった?って聞いたけど、私もだいぶ忘れてしまっている。
ねぇ、私が何か悪いことしたかな?
小学4年生の時からクラスがまた離れて、お互い勉強が忙しくなって遊べなくなった。
でも、私の知らないところであなたは頑張っているんだと思って、あなたに負けないように私も勉強に励んだ。
ずっと仲良しでいようね、と約束していたから離れていても私は何も怖くなかった。
やっと同じクラスになって再会した小学6年生の時。
はっきりとは思い出せないけど、確かにひどい言葉をぶつけられたのは覚えてる。
怒りとか、苛立ちとかじゃなくて。
最初に浮かんだ感情はただただ「なんで」という疑問で心の中は悲しみでいっぱいだった。
わからない、何が気に障ったのか。
私が気づかなきゃいけないことなんだろう。
気付けないから仲直りできないんだろう。
とりあえず謝ってみることを考えた。
でも賢いあなたは私の謝罪が薄っぺらいものだとすぐに気がつくだろうと思ってやめた。
私にどれだけ反省の気持ちがあっても改善点が分からなければ謝罪は意味を為さない。
それにこれ以上関係を壊したくなかった。
もうずっと前から私の知らないところで壊れていて、あなたの変化に私がずっと気づけずにいただけかもしれないけど。
小学校を卒業した後も同じ学校に合格して、中高同じ学校に通ってあなたと出会ってもうすぐ8年。
なんだかんだ腐れ縁だった。
あなたと同じクラスになることはなかったけど、たまに廊下ですれ違ったり帰り道に見かけたりした。
そのたびに避けられているのはそれだけ嫌われているのかと少し悲しくなるけど、あなたの方がきっとつらかったのだろうと思って耐えた。
もう私の何が悪かった、と聞いても思い出せそうにない。
今日でこの学校に来るのももう終わり。
長いようで短かった学校生活。
廊下の窓から遠くをぼんやりと眺める。
「おーい、皆で写真撮ろうよ」
友達の声で夢から覚めたように、私は走って聞こえた方へ向かう。
その時あなたとすれ違った後、私はあなたを見ていない。
少し目元が赤く腫れたあなたもまた私ではない友達の元へと駆けていった。