お久しぶりです。
「I love」を書こうとしたら、何かテーマと違うものが完成したけど、これはこれでいいかもと思ったので投稿します。
「テレパシー」
心が読めているのか、と思う時がある。
仲良くなりたいな、と思っていたら、突然「友達になろう」って言ってきたり。
私が何度お願いしても君は一緒に行かないって言っていたけど、本当は後ろから私のことを見守っていたり。
私が泣いていたはずなのに、いつの間にか君の方がもっとたくさん泣いちゃって。
登校中に君を驚かせようと静かに近づいていたはずなのに、君が急に振り返ったせいで逆に私が驚いたこともあったね。
でも、一番心に残っているのは。
ぎゅーっと温かく抱きしめてくれたあの時。
いつも通り「おはよう」って言えたつもりだったのに。
泣かないって決めていたのに。
君を見たら今まであったことが全部溢れて。
全部、涙に変わったの。
どんな隠し事も君だけにすぐバレてしまう。
でも、1つだけ気づいていないことがある。
私から君への好意。
隠していないから君以外の周囲の人にはバレバレだというのに、君だけは気づかない。
本当は心が読めないのか。
隠さないと読めないのか。
それとも。
気づかないふりをしているのか。
「どうしたの?」
ふと君の声が私を呼び戻す。
そう、今は学校帰りだった。
「ううん、何でもない」
私は今を確かめるように君の手を軽く握った。
「えー、教えてよ。さっき魂抜けてたよ」と君がぎゅっと強く握り返す。
「心が読める超能力者になりたい、とか」
どう?当たり?
私が何も答えないでいると、君は私の手を離して先を歩く。
「なーんてね」
途中書きです。すみません。
「君と」
途中書きです。すみません。
「空に向かって」
途中書きです。すみません。
「またね!」
先日、新入生の説明会があって学校に行きました。
工学部の男女比は9:1くらいだと知ってはいたのですが、会場は見渡す限り男子で一杯で衝撃でした。
突然に男子校に放り込まれた気分です。
男子との話し方だいぶ昔に忘れたけど、生きていけるかな…
期待<<<不安
「春風とともに」
やわらかな日差しに穏やかな春を感じる。
でもまだまだ吹き抜ける風はひんやりとしていて、その風が吹くたび親しい友人との別れを思い出して寂しく、心細い気持ちになる。
新たな出会いを楽しみに期待する気持ちと、新たな環境でうまくやれるのかという不安が交互に襲いかかる。
そんな私の背中を押してくれるのも春風だ。
春風に押されて期待と不安を胸に新たな一歩を踏み出す。
新しい世界は眩しくて目がチカチカするけど、きっと時間が経てばこの景色にも慣れるよね。
思い返せば今までだってそうだった。
最初、おどおどとしていた私たちも月日が経てばちゃんとお姉さんなのだ。
なぁんだ。
そんなに不安がる必要ないじゃん。
春風がさらに優しく押す。
光に目が慣れてはっきりと瞳に映る世界。
次に皆と出会った時に「成長したね」って言われる自分になるためにこの場所でこっそり頑張るのだ。
私が新たな風になるんだ。