ありきたりな言葉で君を探す
あの時の言葉たしかにそうだったって
笑えるような月日が過ぎた僕らの間になにがある
この寒い雪の下でまぁせめて生きやすいならいいな
他人の影を追いかけてる僕
1人でずっと戦ってる君
分からないことこんなにあるのに
僕らあんなに話したよね
夢を続きを なにかの自慢を 綺麗なものを
教えあってた
過ぎ去る日々戻ることはないけどさ
大切だったことは変わらない
近付きすぎては反発し合って
互いに分からないことの方が大きくて
誤魔化した褒め言葉に君は気づいていた
1人で突っ走って倒れる僕を君は引っ張り起こした
掻き乱して頑張る君の傍でいつも話を聞いていた
どうしようもない世界の真ん中で
サイダーでも飲んで話そうか
「こんなもんか」って空白につぶやく
午後21時の5分前
なんだか急にスンとしてしまう
こういう人だったんだな
小さな態度の違いさえ小さな語尾の違いさえ
なんとなく察してしまうのは
きっとお互い様なんだろうな
憧れとか言ったけどさ
たぶん理想を幻想を見ていただけ
構って欲しいも黙って欲しいも
いつのまにか消えてく
目が覚める5分前に
君に会いに行く
目が覚める5分前に
君に愛を伝える
好きだった言葉好きな態度好きな返の仕方
もう一度貰っても
前みたいに素直に喜べないよ
案外君もさちゃんと人間なんだね
今気付いた
その返信はさ怒ってる合図で
その返信は許してもらいたい時
ちゃかす癖元気に振る舞う姿
ありのままみたいに見える外面は
半分くらいはありのままでもう半分の本音は
隠していたんだね
目が覚める5分前に
君に会いに行く
目が覚める5分前に
君に愛を伝える
他の人に笑う君に嫉妬しなくなった
こんなもんかって思ったら代わりが溢れ出した
目が覚めても君には会うけれど
目が覚めても 君と笑うけれど
眠りにつく時君のことで悩まなくなるんだ
親近感だなんて勝手に期待しておいて
サービスしていたのにお代くらいちゃんと置いて行って
純粋なその正義も 遠回しな言い方も
いつだって殺してあげる
リボンに隠されたその気遣いももう要らないよ
幸せだなんて勝手に決めつけて来ないで
勝手に同情して距離取って
隣に立って笑ってるその偽善にも
散々吐き気がするから今のうちに辞めなよ
虚しいだなんて余計なお世話
何もかも捧げて貢ぐくらいの意識を持って欲しい
けどそれも気持ち悪いね
選んじゃったの、センス無いね
幸せになれそうなのに
関わるって決めたなら何を見ても引かないで
今更何もかも遅い気がするから
愛だなんて軽い言葉を使わないで
泣き顔に騙される程単純そうだから
その反応、引いちゃうよ
意味がわからないし
それってつまり同情なんじゃない
それって浸かって甘えてしまうほど
甘くはないんだからさ
日傘の先を見ても
悲しくて寂しくて嫌われるのが怖いなんて
絶対に言わないし悟られたくもないんだ
だから早く見限ってくれ
なにが俺をこうしたのかって
心当たりはあるけど今さら振り返らないよ
もう過ぎたことだし
遠い遠い昔の記憶が根を張ってると
所々気付くのは こんな冗談で
隠してしまおう
割り切って俺と君はこういうもんでしょ
それ以上もそれ以下もない
君と話してるとまるで雨の路地裏に太陽の光が射し込むような気持ちになるんだ
その目線を奪いたいのに
いつか逸らされるのが怖くて
踏み込めずに 駆け引きをして
いつの日か君が飽きるのを待ってる
妥協や勘違いなんじゃない
面倒見るようなもんじゃない
なにか魔法みたいに俺に染み付いた
考えも呪いも消してしまえれば
そうすれば幸せに笑えるのかな
君にずっと会う前から知っていたんだ
そんな僕の期待を裏切って君は現れた
拍子抜けする僕に君は悠々と話しかけて
出来ない約束なんか持ちかけて
知らないんだろう 知って欲しくもないけど
雨の日も晴れの日も君の姿捜したよ
定期券外の切符まで支払って
相も変わらずに本心を見せないその顔を
驚かせてみたいの
正義とか悪とか語る前に君が好き
どっかで繋がったなんて迷信は信じないよ
全部僕が仕組んでいるんだ
けれどちっとも自信なんかない
最近よく君の夢を見るよ
信じたくないような展開ばかり溢れ
確証なんてない不確定要素が
なぜだかそれしかありえない気がして
僕といる時間全てが嘘じゃないくせにどうして
そんなことするんだ 救ってあげたいんだ
って言った僕は一体何から救えばいいんだ
理不尽な世の中消してしまうまでは
君は救われないんだね
君の声を聞くたびに全部どうでも良くなってくのに
夜中に魘され起きてなにもかも手につかないような
約束なんて果たす前に君は僕の元から居なくなるのか
何一つ一貫性ない君の顔は好き
何一つ本性を見せない君が好き
愛してるだなんて君に似合わない
けど言われたかったんだ 言ってみたかったんだ