ふたりの時間に名前を付けるならそれは
儚いアルバムみたいな
いつか終わりが来ることも途中から分かっていたものだけど
それからの日々ひとつひとつが
今になってさ何故か恋しい
思い出さなきゃ良かったな
だってもうずぶ濡れだ
朝日の差す庭で話したね
君に似た花があるんだ理由は言わないけど
暑い日の下育った蕾が嬉しくなって君に見せに行ったね
薄いシフォンのカーテンが
居なくなった君の姿透かして
やけに通るようになった声に
反射するのは荒い風
このまま僕の想いすべてを
風に流して攫ってくれないか
正しいとか切ないとかもう考えたくない
夢に出た日は庭に朝露
もう一度理由を聞いて答えるから
麦わら帽子飛んでいったんだ
春の嵐過ぎて空は青い
今年の夏はどんな色が咲く
ひとりぶんの影背負って育ってく花を見てる
肩が濡れて足りないね1人分じゃ
暗がりの中で見つめたとしても
それはわたしの本心の何パーセント
知らないふりしても気づいてるけれど
そつなくこなしてく
傷んだヒールの怪我治る頃には忘れてるから
そんな人ばっかって周りに言って
その実夢に出てくるのは君で
目線で誤魔化せないよって
いや誤魔化してよ
髪の先まで愛してくれるって言うなら考えるけどさ
終わらない恋に終止符を打たなきゃ
そろそろ雨も本格的に降り出してさ
誰かのそばアスファルトに映る君が見えた
散々見えてないんだよね
このくらいは透かして欲しいんだよね
簡単に釣れちゃったら楽しみなんてないし
本当はまた信じたいだけなんだけどな
わかってるってホームの手前
どちらと付き合うこともきっとないから
耳を澄ますと君の吐息が聞こえてくる
あれから何年経っただろう
大人になったけど心はいつでもここにある
伝えきれないくらいありがとうを届けたい
最初怖くて諦めそうで
それでもなんとか繋いでた
思い出が蘇るよ
強すぎて弱すぎて朝昼晩
どんな目向けられても回して
心臓の音寝てる合間も
ずっと聞こえてくる
いつの間にか魅せられて
今日も見せてくれたね
あれからもう4年経つのに楽しませてくれるね
逃げてばかりで誰かに任せて
上手い人見ては人生2回目だって思って
研究して勝つまで辞めれなくて
毎日覗くのが日課ね
雪合戦 ブラックジャック
わけも分からないのに飛び込んで
敵かと思ったら仲良くなって
くるくる舞って回って
明日はもっと高くいけるかな
今日もまた成長してるかな
2週間前のミントチョコケーキ
冷蔵庫に入れてしまって
今では何年生?
同盟なんて安っぽい約束
いつか行こうね14時間
ペラペラになってバイリンガル
僕は英語すらギリギリだけど
眠って過ごして攻略ボウリング
カチコチになったアイス溶かして
ビーフチキンどれにしようか
ドリンクおかわりもう一杯
離れ離れになっていても
見てる夢は一緒なの
分かるなら分かるって言って
君はなんて答えたっけ
なんでもないくらいには
空っぽでなにも言えないよ
合いの手がバックで聞こえる
カラオケに
360円で思い出す君の曲
流行りで上書きして
レシートにも刻まれないように
春の匂いがして少し虚しくなった
夏が来たらまたきっと虚しくなるの?
分からないけど
去年まるごと無くなったって
ことにはしたくないからさ
どんだけな思い出でも
重ねて色眼鏡外して
誰かを見つめたいよ