all fiction

Open App



肩が濡れて足りないね1人分じゃ
暗がりの中で見つめたとしても
それはわたしの本心の何パーセント
知らないふりしても気づいてるけれど
そつなくこなしてく
傷んだヒールの怪我治る頃には忘れてるから
そんな人ばっかって周りに言って
その実夢に出てくるのは君で
目線で誤魔化せないよって
いや誤魔化してよ
髪の先まで愛してくれるって言うなら考えるけどさ

終わらない恋に終止符を打たなきゃ
そろそろ雨も本格的に降り出してさ
誰かのそばアスファルトに映る君が見えた

散々見えてないんだよね
このくらいは透かして欲しいんだよね
簡単に釣れちゃったら楽しみなんてないし
本当はまた信じたいだけなんだけどな

わかってるってホームの手前
どちらと付き合うこともきっとないから



5/31/2024, 8:23:45 AM