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12/19/2023, 2:14:54 PM



上手くなれたかなってあの日が言う
曲がりなりにも進んできた僕
あの日見上げた月のように
手の届かない昔

溢れる過去 いつの間にか
鱗片を探しては
広がる

朝焼けとスケッチブック
君の欠片見逃さないように
心地よくて眩しくて
踊り場でそっと見つめてた

誰のために描いてるかなんて
自分のため以外なかった

癒されるなんて言葉が
こんなに嬉しいと知ったんだ

ひとつ星が生まれたら
そこから先に広がる宇宙

誰にでもできる結晶が
大切なんだ

桜並木 黄色の混ざる空
雨の地面 庭に咲いてる花

わたしの目を通した世界を
誰かに伝えたい




12/13/2023, 9:18:24 AM


珪砂で作った硝子が青く光を帯びてるんだ
透かしてみれば透明な青が僕の頬に移った
いつからだろうどこからだろう
ゆらりゆらり歩いてきた僕の足跡が後ろに続いてる

のらりくらり生きてた方が楽なんじゃないかって
逃げたら負けと逃げるが勝ちの後者側で
誰かを大切に思うことが自分を失うみたいで怖かった

暗闇のなかで考え込んでた
あとどれくらいで終わるのだろう
少しづつ歩いたその道の先で光に出会った

青いよ 澄み切った空に僕らが映ってる
青色にまぶしくて目を閉じても
なにも怖くない

繋いでいる繋がっている
それだけが分かるから

12/10/2023, 10:08:21 PM



12/9/2023, 10:56:09 PM

何百年前に出逢ったと言っても
君は信じないだろうけど

酔って言ったわけじゃないよ
勢いでもないよ
遊び呆けてる僕が言うのはなんだけど
君の相手はただ1人僕が良くて

好きって言葉を求めてるの?
そんなに名前を呼ぶのは
意外と単純な僕は勘違いして
月明かりの魔法が解けちゃったら
もう僕に興味に無いの?
澄ました顔した君は出ていく

どんな顔の君も好きだなんて
街中どんなものが似合うか
君と居たらどんなだろうって

女々しいなんて言わないでいて
ただ君のそばに僕が居たいだけ

積もり積もっていくこの恋に
僕の20年が全く役に立たないのはなんでだろう
息が上がって 僕の心も最高潮になるのに
君はなにを考えてるの

これが制裁ならもうちょっとまって
死んだあとにでも揉みくちゃにしていいから
せめて今だけ







12/7/2023, 1:37:27 AM

赤いTシャツ自己主張 灰色スウェット反社的
尖った服に尖った思想
別に良いじゃんって誰か言う
零れた鉢の土
名前も知らない赤い花
隣でカーテンに透かした洗濯物
風で暴れてる
テレビで流すカザマタカフミ
組み足引っ掛ける棚の取っ手
2分でレンチンサトウのごはん
ラップ敷く1枚皿の上にフライドチキン
100均で揃えたコップがまだ割れない
こんなことならもうちょい真面目に選べば良かった

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