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12/2/2022, 2:39:17 PM

光と闇の狭間で

言葉で隠した
物思いの本当
白を黒に染めて
時の経過を
また白く塗った

無音から聞こえる
暗闇に隠れた
滝の流るるを
白い水の清らかに
時の不止を見る

窓辺から聞く
街の音の行方を
暗闇の光景から
遠い彼方を
見るように
目の前に見る

光と闇の狭間で
目の前にあるものを
遠くを見るように
探し続けていた
そんなあくる日

全てを知るのを
拒んで見た闇の
目の前を気づかぬ
ふりをした
揺れる心の内側を
光と闇の狭間で
天秤にかけていた

11/30/2022, 8:06:36 PM

泣かないで

わかりきってる
悲しさに
強いと見せかけの
弱さに
信じていたものの
儚さに
言い張っていた
脆さに
言葉を強くした
狼狽えに
いつも違うと感じた
心の怯えに
怒ると泣きそうになる
思いの裏側に
前を向いているという
今の迷子に
言葉で表せない
迷いの中でも
泣かないで
生きている時に感じる
思いの全ては
わかれないことを知る
それも人生
生きているんだよ

11/26/2022, 10:47:27 PM

微熱

止まらない時の中
どこに安らぎを求める
何気なく過ごしても
ギリギリの心模様
体から伝わる微熱
拍動から伝わる不安
絡まった気持ちのほぐし方
笑いながら痛むなんて
本音が見えない
10分間のバカンス
ゆっくり見上げて
空の青さを思い出す
無意識の深呼吸
新鮮な酸素
リセットの効果
変わる色合い
心の霧が晴れる
ここにある今
もう今しかないと
思えたその時
気持ちを決める
与えられた今
どう使うかは
この熱がさらに
高まるかどうか
進みながら
知っていくしかない

11/25/2022, 1:20:45 PM

太陽の下で

この光を浴びて
世界は明日を迎える
この光を浴びて
新しく塗り替えていく
この光を浴びて
私は元の位置へと戻る
太陽の下で
今までと違う日を
新しくやり直すように
やり直せるように
日が昇り沈むのだ
もう一度のチャンスは
遠い東から訪れるのだ
だからこそ
この太陽の下で
精一杯輝こう
少しの失敗ならば
また明日やり直せばいい
そう考えられれば
私達はチャンスの日々を
生きていられるんだ

11/22/2022, 2:14:41 PM

夫婦


夜の線路、暗闇に続く
2本のレール
ずっと同じ間隔で
1つの役割を果す

いつか君は言った
同じ景色が見たいと
このレールのように
同じ方向へ共に歩いた

同じ間隔で、同じ長さで
一緒に行くと決めたから
どんな暗闇も怖くなかった
共に歩み見てきた景色
きっと1人じゃ分からなかった

同じ空を見て、同じ朝を迎え
いつしか同じものを見ることが
無意識の共有になっていた
夫婦という存在

無意識に感じ合う存在
自然に思い合えるから
レールのように
ずっと同じ間隔で
歩んで行けるんだよね

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