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4/22/2024, 12:51:45 PM

たとえ間違いだったとしても

同じとか
似てるとか
そんな区別は
いらなくて
共通とか
共有とか
そんな言葉も
いらなくて
個性とか
個別とか
そんな文字は
いらなくて
孤独とか
孤立とか
そんな響きは
いらなくて
正しいとか
間違いとか
そんな判別は
いらなくて
私とか
君とか
そんな距離は
いらなくて
比較とか
対比とか
そんな対象は
いらなくて
誰かとでなく
誰でもなく
そんな相手は
いらなくて
私は私らしく
誰でもない私を
そんな我儘だけ
あればいい

3/1/2024, 8:56:04 AM

列車に乗って

過ぎていく風景
忘れてく思い出
全てを過去へと
列車は時を進む
見覚えのある家
かつてあった森
今は変わるから
その一瞬の大切
注意しなくちゃ
通り過ぎちゃう
見つけるの選択
全ては見える物
その中で自らが
これだと言える
大切な物を選ぶ
時の列車に乗る

2/19/2024, 1:10:51 PM

           枯葉

           枯葉舞う
         渇いた心のよう
           枯葉舞う
         乾いた音のそう
           枯葉舞う
         か細い涙のよう
           枯葉舞う
         掠れた声のよう
           枯葉舞う
         微かな風のよう
           枯葉舞う
         悲しい私のよう

1/20/2024, 1:35:04 PM

海の底


誰からも忘れられて
時間さえもわからなくて
黒いまま重みは忘れてる

何も知らないが許される場所

そこに光は届かないから
光なんて誰も知らないから
海水が空気のように
風になって揺らいでるだけ

前も後ろも見なくていい
北とか南とか知らなくていい
誰かより偉くなったり
優れたりしなくていい

私とかすら存在しない場所

そこに束縛は必要ないから
限られたものもないから
自由の空気のように
命のままに揺らいでるだけ

右も左も知らなくていい
綺麗とか汚いとか知らなくていい
あなたはあなたのもので
あなたのままでいい

何かの強制すら存在しない場所

それは必然の必要だから
果てしないが続くから
永遠の空気のように
命のままに揺らいでるだけ

誰も気づかない場所にしか
存在出来ないネバーランド
感覚なんてなくなって
全てから解放されている

1/15/2024, 2:20:23 PM

この世界は


この世界は
寒すぎるけど
向かい風に
抗わないと
生きていけないから
立ち向かい
目を開いて
真っ直ぐ前を
見ないといけない

すぐに迷うから
見えるだけでなく
信じる方へと
歩んでいく
その一歩を
まずは踏み出そう
すぐに振り返りたく
なってしまうけど
前だけを
ただ前だけを
見つめながら
二歩三歩と
たしかな歩みを
刻んでいこう

歩みをいつの日か
振り返れる時が来たら
きっと言葉で
語れるように
なれるから
その時は
自分の言葉で
思いの全てを
語り尽くそう

あなたはあなたで
わたしはわたし
語り合いの中で
それぞれの価値観を
尊重し合って
認め合って
お互いを意識して
会うことはなくても
微笑んでいられる
それが分かり合える
そんな世界でいよう

そういう人が
1人でもいてくれたら
この世界の寒さでも
きっと耐えられるから

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