もしもタイムマシンがあったなら
昨日の投稿と被りまして。
ってことで、全然違う話。
(本当にくだらないので、お忙しい方は読み飛ばして頂いてかまいません。)
以前の投稿で、自分の行動範囲が狭すぎるので何とか打破したい、と書いた。
そこで行ったことのない場所で思いついたのが“漫画喫茶”。
実は1カ月くらい前にデビューを果たしたので、その感想でも。
結果控えめに言って“最高”、もひとつ言えば“楽園”だった。
未知の世界へ踏み出したそこは、ちょっとしたホテルのフロントを彷彿とさせるような佇まい。
制服のお姉さんに流れるように案内をされるとそこには、足元から天井まである大きな棚が所狭しと並んでいる。
そして、その棚の上から下まで漫画がびっしり並んでいる。興奮状態。
座り心地の良い椅子と机、ひざ掛けに腰当て。なんという行き届いたサービス。
まだまだ終わらない、ドリンクバーまで付いてきた。もっと嬉しいのがソフトクリーム食べ放題。有頂天だ。
こちらのオーナーさんは、どうして私の好みを熟知しているのだろうか。
「ごゆっくりどうぞ」
優しいお姉様のお言葉にたっぷり甘えさせて頂いた。
数時間後、私の“領域展開”は大成功に終わった。
と同時に、“もう抜けられないのではないか、大丈夫か?”と囁くもう1人の自分がいる。
これからは自制心を育てるための“術式”を学ばなくてはならない。
次に“領域展開”する場所は“高専”に決定だ。
ね?くだらないでしょend
今一番欲しいもの
それは、今の私から過去の私にメッセージを伝えられるアイテム。
もしそれが届くなら、なんでもする。
向こうがガラケーならガラケー買ってメールする。ポケベルなら公衆電話に篭って数字を連打、手紙なら伝書鳩。
ありとあらゆることをする。
手っ取り早いのは直接本人をどこかの喫茶店にお誘いして、切々と今の現状を語ることかと。
“言うこと聞かないと、あんたは超絶後悔する人生を歩むことになるよ”と恐怖心を植え付けたい。
非人道的かもしれないが、本人が本人に行うのは法律的に許されるのではないかと。
前例がないからわからないけど。
でもなぁ、
相手が私なんだよねー
しかも若いときた。
言うこと聞きゃしない。
譲らない、驕り高ぶって現実が見えていない、最悪だ。
もっと素直な心を持っていた幼少期まで遡らないといけない。
でも幼少期も、うん、「言うこと聞かなかったよ」って言われたなぁ。
生まれ変われるアイテムください。
end
私の名前
“オールド ファッショニスタ”
これ、世の中には流通していない言葉。
完全自作の造語だ。
そして、とても気に入っている。
言うなれば、“最先端の流行遅れ人”。もっとわかりやすく言えば“現代のシーラカンス”。
もひとつ、わかりやすく言えば“最高にダサい奴”。
いかにも、私のひねくれた性格を絶妙に表しているではないか。
どうしても不器用で、要領が悪く、誰かに気が利くような振る舞いも出来ない。
そんな“オールドファッショニスタ”の投稿を読んでくださる貴方への感謝は、どれほどのものか計り知れない。
こんな私だが、これからもお付き合い頂ければ光栄だ。
❤️をもらえれば、もっとやる気になるのは間違いない。
末永くどうぞ。
end
視線の先には
「私とあなた。
そして今よりずっと大きくなった息子がいて、その隣には可愛いお嫁さん。
私の手には、ふにふにしたちっちゃなお手てが繋がれている。
そうだ、念願のペットも飼おう。犬も猫も両方!
小高い丘に広い庭のある一軒家。歩いてすぐの海辺に犬の散歩に行くのを日課にしよう。」
なんて、こんな未来が私に起きるって想像がつかない。何故かわからないけれど、幼い頃から自分の幸せな未来が視えないのだ。
今のパートナーがおじいちゃんになった時、私の隣にいるのかもわからない。
とにかく、未来の私は1人なのだ。
私がこの世から消えるということは、一滴の水がスッと蒸発した様なもの。
誰にも気づかれないし、生きた証もない。
そんなもんだと思ってる。
end
先日、「ルックバック」と言う映画を見に行きました。
何故それを選んだかっていうと、見に行った人のほとんどが高評価をつけていて話題になっていたのと、ただのアニメ好きが高じてのこと。ただそれだけでした。
あらすじも知らないまま、貼ってあるポスターを見て、“可愛い女の子の友情物語かな”ぐらいの、軽い感じで席に着きました。
物語の舞台は、のどかな田んぼが広がる田舎町。そこに住む女の子2人が漫画家になることを目指して、お互いを尊敬しながら時にライバル心を燃やしながら、切磋琢磨している姿が描かれていきます。
軽やかに育まれていく2人の友情と作画の素晴らしさに加え、流れる音楽が美しく、すぐに引き込まれてしまいました。
すると、中盤、あちこちからすすり泣きが。
「今、悲しい場面あったっけ。え?」
頭の中が?だらけです。
すぐに、
「これ、もしかしてとっても悲しい物語なんじゃないの?この2人の女の子に何が起きるの!?」
理由がわかったのはしばらくしてから。
5年前の今日、あの「京アニ事件」が起きました。
恐ろしく、痛ましい、本当に痛ましい事件です。
ひたすら机に向かい、真っ直ぐひたむきに夢を追い続けた若者達が何をした?と。
「アニメの様に時間が巻き戻せたら、この日が来るとわかっていたら、絶対救ってやるのに。」この事件に限らず、誰もが思うことです。
「ルックバック」は振り返ること、と思ってましたがそれだけじゃなかったです。
「バック」は背中、と言う意味もありました。
この映画ではすごく大切な言葉でもあり、作者の伝えたいことの全てを語っているように思います。
よければ見に行ってみてくださいね。
被害者の方々に心からご冥福をお祈りいたします。
「Don’t Look Back in Anger」を聴きながら
end