一件のLINE
始まりも終わりもこれひとつあれば事足りる
薄情の上に成り立つ便利な罠にかかる私達
そうだと知りながら動く指先
いつものやり取りが“他の誰か”の指で送られても気づかない
あなたのLINEのお相手だーれ?
end
目が覚めると
そこには、ベッドでスマホを触ってる人がいる。
もう10時を過ぎている。
寝ぼけまなこで、画面が見えてるのか見えてないのか、わからないけれど、触ってるのは確かだ。
ダラダラと1時間ほど触って、ようやくスマホを置いた。やっと起き上がるようだ、と思ったら、また寝た。いわゆる二度寝というやつだ。
昼もとうに過ぎた頃、そいつは、のそのそ起き上がりキッチンへ。
喉が渇いたのか、水だかなんだか飲んでいる。
ここまでスローモーション映画を見ているようだ。
出かける気配はない。今度はパソコンの電源を入れた。仕事でも始めるのか。
いや、ネットショップを徘徊している。見るだけで買わないんだろうな。本当に時間をむだにしている。
こーゆー人間にはなりなくない、こんな人生絶対後悔するだろうなと思う。
残念な人だ。
お腹が空いたのか、なにやら作り出した。これまで何をしたわけでもないのに、お腹は減るらしい。これでも生きてるということか。
お腹を満たした後は、え、寝転んだ。また寝る気だろうか。見る気もないであろうにテレビをつけた。さっきまで見ていたパソコンもつけっぱなしだ。
つくづく、こいつは最低だ。人として認められないくらいぐうたらな奴だと思う。
もっとよく顔を見てやろう。
え、あれ、こいつは、私?
てことは、私は、え?
end
私の当たり前
んー
意味はわかるんだけど、妙なお題。
とりあえず、本日、女子の日にて疲れてる。
自分を女子と言ってもいいのだろうかと考えたが、それはもーいい。
貧血防止に飲んだ鉄剤が全てなかったことになる歯痒さ。
殿方にはわかるまい。
優しくして欲しいですよ。
ローソンの新デザートが食べたくてたまらないのです。
あの、練乳ミルククリームのサンドね。
どなたか買ってきてくれませんか??
こんな日は自分をとことん甘やかすのです。これが私の当たり前なのです。
使い方合ってるかな。
その前にこんなこと書いていいのかな。
それも、もーいいや。
それでは。
end
街の明かり
田舎の何もない静かな夜に憧れるのに、いざ放り込まれると怖くなる。
街の明かりが視界に入ったときの安堵感ったら、もう。
都会に行くと、わくわくする。どこに行っても洒落てて、きらきらしている。
憧れるけれど、住んでしまったら、これが日常になったら、くすんでしまうのかな。
少し車を飛ばせば、海も川も山もある。こんな田舎に住みたいと願う都会の人もいるかもしれない。
お互いさまってことで、決着。
と、我ながら、よくわからないことを書いてしまった。
全部炎暑のせいend
七夕
なぜこれを“たなばた”と読むんでしょうね。
“田端”や“棚ぼた”の方がよっぽどそれに近いと思うんだけど。なんてね。
この日は、みんなが揃いも揃って、短冊に願いを書く。その短冊、一体誰が見てくれるんだろう。
織姫と彦星?
1年に1度しか会えない2人にとって、念願のイチャイチャタイム到来です。人の願い事に構っていられるかって感じかと。
むしろ、多くの短冊を束ねた上にピクニックシートを被せて、天然のプラネタリウムデート開始です。(私ならそうする)
そもそも、この2人に願い事を叶える力などあるのかな。
まー、こちらもそこまで真剣に書いてるわけじゃないからいいけどさ。
とは言いつつ。
今、目の前に短冊を差し出されたら、欲に塗れたあれやこれやを書いてしまいそうです。(真剣か)
たなばたの本来の意味は禊ぎ?らしいから、ちょうどいいのかな。
end