【素足のままで】
ಇ.色々な思いを沢山詰め込みました。
少し 長めですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
いつからだろう、、。
素足 ≒ありのままの自分を
人に見せなくなったのは。
自分でも、分からない。
素足のままで走り回ることが
できなくなった自分を、
認めたくなかった。受け入れえられなかった。
だから、
現実から目を背けたくて
サイズの合わない
それはそれは、
綺麗な靴を履いたの。
でも、私には、
ドロドロで、
まるで漆黒に染まったような靴に見えた。
みんなが、
「綺麗だね」って、
「素敵だね」って、
私の靴を、姿を見て
そう言ってくれた。
自分ではお世辞でもそうは思えなかったけど。
自分自身からは逃げたい、
でも周りからはよく見られたい、
そんなことをしているうちに
限界が来た。
いつも通りにしていたつもりだったのに
なーんか、足が重くて
なーぜか、前に進めなくて
『もう、、つかれた、、、』
無意識に、
そんな言葉がこぼれた。
そこでやっと、気づいたの。
『ああ、私、限界だったんだな。
苦しかったんだな。辛かったんだな。』って。
『誰かにじゃなくて、他の誰でもない自分自身に、
《私》を愛してほしかったんだな。』 って。
こんなにボロボロになるまで
気がつけなかった自分に呆れて、
その後、思わず笑った。
なんて馬鹿だったんだろう
そう思って。
自分を愛せなくなるようなものは
いらない。
自分が自分であれない場所には
行かない。
それでいい。
それでいいのだ。
みんなきっと、
何かしらの理由で
自分を愛せなかったり、
愛せなくなったりする時がくる。
素足のままでいられなくなった自分
≒
ありのままでいられなくなった自分
それを責めるのではなくて、
それも、それさえも《私っていう一人の人間だ》
そう思って
胸を張って生きていればいい。
たとえ誰かに何か言われても、
たとえ自分に好きになれないところがあっても、
汚いところも、弱いところも、
ぜーんぶ含めて『私』っていう人間!!!
そう思えばいい。
あの時以来に
もう一度、
自分の足元を見る。
そこには、ボロボロでドロドロの靴。
傍から見れば、なぜそんなものを??
と思われるかもしれない。
でも、こんなものでも、
あの時の私には、
すごくすごく、必要なものだった。
けれど、
私はもう大丈夫。
この靴がなくても、大丈夫。
素足のままの自分が1番美しい
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そのことに、気がづけたから。
【もう一歩だけ、】
あと、
もう一歩だけ、
頑張ってみようかな、、
もう一歩、もう一歩だけ、、
その積み重ねが
苦しくても、辛くても、
何度も何度も踏み出したその一歩が、
自分を強くしてくれている
そう、思うの。
息はしづらいし、
周りと自分を比べては
自己嫌悪の海にどっぷり浸かりやすい
世の中だけれど、
今『私』が『私』を
諦めて、
明日もしかしたら
踏み出せていたかもしれない一歩を
捨ててしまうのは、
なんだか、もったいないかな、、
そう感じるの。
でもね、
こう思えている自分がいるだけで、
私は『私』を
大丈夫だと、
まだまだやっていけるんだと、
そう信じられるんだ。
【見知らぬ街】
電車とか、車とか、
出かける時はいつも
景色を見た
空を見た
どこか知らないところに、
行きたくて。
誰一人として、
私を知る人が居ない場所に
行きたくて。
見知らぬ街には
私が知ってる人も
私のことを知ってる人も
いないから。
敵も
味方も
いないから。
息がしやすかった。
前を向いて歩けた。
ここにいる人たちは、
『誰一人として、私のことを知らないんだー』って、
そう思うと肩の力が抜けたの。
見知らぬ街で
まだ見たことのない自分と出会う。
景色と出会う。
それが、たったそれだけのことが 、
すごくすごく、
『しあわせ』だったの。
見知らぬ街の
見知らぬ香り、景色、人
全部、忘れたくないなって思った。
だから私は、
写真には収めなかった。
心に、自分の記憶に、
しっかり留めておきたいと、思ったから。
写真を撮って思い出にするのは、
『なぁんか、違うなぁ』と思ったから。
帰りの電車に乗って、
また窓の外の景色を見る。
私は心の中でふふっと笑った。
『よし、次は、あの街に行ってみよう』
そう、思ってね。
【きっと忘れない】
根拠の無い噂を流され、
周りから冷たい視線を浴びせられた日々
どれだけ努力しても、頑張っても、
あの子には敵わない
という現実を知ってしまった日
悔しくて、辛くて、
夜一人、うずくまり涙を流したあの日々
どれも、きっと忘れない
いや、忘れられない。
けどね、忘れられなくていいと
私は思うんだ。
ん??
「忘れた方が、絶対楽。」
そうだねぇ、たしかに、そうかも。
でも私は、
ほんっとうに、辛かった過去は
ぜったいに、自分を強くしてくれると、
思うの。
だから
『過去は自分を強くしてくれる』
この言葉を信じて、私は今日も
自分らしく強く生きぬいていこうと思う。
【なぜ泣くの?と聞かれたから】
自分らし生きていく中で
思いやりの「お」の字すら無い言葉を
浴びせられたとき
新たな道を
進んでいこうとする中で
「お前には無理だ」
と批判されたとき
自分がなぜ泣いているのかすら
分からなくなってしまったとき
私が泣くときはいつも
何かしらの理由があった時。
「なぜ泣くの?」って??
何その質問
笑けてきちゃうわ
私が泣いてることに
あんたは関係してるけど
あんたに泣いた理由を
話す義理は私にないから。
え??
「何その言様!!?!?!」って
あはは!!
そんなの、
『なぜ泣くの?』と聞かれたから。